解決済み
消防設備士の甲種来年の2月に無線従事者免許をがんばって取得し、消防設備士の受験資格を得ようと思っています。 消防設備士甲種はジュニアマイスターの得点が20点ですが、消防設備士の甲種(類は問いません)は難しいのでしょうか?将来に生かすつもりはありません(甲種全取得で役に立つと聞いたので)。大まかな説明だけでもいいので有資格者の方に難易度や受験科目など解説していただければうれしいです。 また、甲種全取得(全取得で100点くらいになるので)は厳しいでしょうか?できるならどれくらいの期間がかかると予想されるでしょうか?
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ジュニアマイスターのお話をされていますので、察するに工業系学科の生徒さんでしょう。 私は、とある工業学校の電子科の生徒です。ジュニアマイスターは現在96点です。 消防設備士に関しては現在、甲4・乙6・乙7と持っていまして、11月に東京へ甲1の受験を予定しています。 私は、消防設備業の就職を希望しているので、関連資格の取得をどんどん進めています。将来にとくに生かすつもりがないとなると、消防設備士全類制覇は、学生中では恐らく無理でしょう。取得されたいのであれば、比較的需要の高い4類や6類でいいと思います。危険物取扱者の乙種全類とは訳が違いますから。20点と簡単に書けますが、20点はボリュームありますよ。 危険物乙4をお持ちであれば、甲種消防設備士は乙4の5倍ほどのボリュームと考えてもらっていいいと思います。なにせ、時間がかかるんですね。初めて甲4を受験した時には、3か月ほど勉強をしました(人それぞれにもよりますが)。甲種は1~5類までと更に特類というものもあります。特類自体は、甲種の1~3類のいずれか1つ以上と、4類と5類を所持していないと受験資格になりません。特類に関しては特に参考書などの出版物も少なく、実務を相当にこなした人でもやっと苦労して受かるほどです。合格率が1割台なのも頷けます。 掛かる期間ですが、まあ極最少でも2年は見たほうがいいでしょう。2年で学生が制覇できれば新聞ものですね。その場合は、全国津々浦々を飛び回って受験することになるでしょう。都道府県によって受験日が違いますからね。東京は年に4回くらい甲種の試験がありますが、地方都市では年に2回、下手したら1回というところもあります。勉強の進み具合や受験日などの様々な要素を総合勘案して決定しなければなりません。 試験科目に関してですが、筆記試験では法令の共通、法令の各類、電気か機械の基礎知識、消防用設備等の構造や機能・整備、規格があり、実技試験では鑑別、製図(甲種のみ)があります。製図が非常に厄介ですね。受験者の大半が躓いてしまう大要素です。法令では消防法を主に勉強し、各類(1類なら消火栓の法令、4類なら自動火災報知設備の法令、6類なら消火器の法令)というふうに勉強します。基礎知識はその名のとおり、構造機能や規格では、その消防設備の作動範囲や工事整備の方法、どのように機能するかを学びます。鑑別では写真を見て名称や使用方法などを文書で記述し、製図では建築物の図面に於いて未記入や誤りなどを消防法に基づいて指摘したり、自分で作成したりします。 消防設備士試験では、ざっとこんなことをやります。冒頭にも述べましたが、相当頑張らないと受かれないと思います。筆記では各科目40%以上、筆記全体で60%以上、実技試験ではその総合正解率が60%以上で、この3条件を全て1回でクリア出来れば晴れて消防設備士合格となります。科目合格制度はありません。過去問も公表されていませんので、十分に対策を練って試験に臨んでくださいね。頑張ってください。
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