解決済み
就職について国家公務員と独立行政法人では給料、ボーナスはどっちが良いですか? 公務員にはクビがないと思うのですが、独立行政法人はクビはありますか? あと、わかりやすく独立行政法人がどのようなものかも教えてもらえたら嬉しいです。 公務員でもなく民間企業でもないって感じだと思っているのですが・・・・ お願いします。
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これは難しい質問だね。 給与自体は、人事院勧告により、民間準拠とされている国家公務員の方が、低いのだけどね。 独立行政法人は、人事院勧告は無関係だし、利潤が出たら、それを給与に反映していけるからね。まあ、程度はありますけど。 ただ、独立行政法人に直接採用された場合には、「上にあがりにくくなる」んですよ。例えば、課長職とか、部長職とかには、所管官庁の幹部が「定例占有ポスト」として、普通に異動してくるから、元々採用の人にとっては、ポストは少なくなります。 元の官庁を「辞職」して、同日付で「独立行政法人に課長として採用」となる訳ですね。そして、その課長のポストは前の方が2年勤めると、やはり独立行政法人を「辞職」して、同日付で「元の官庁に採用され少し上のポストに返り咲く」というパターンだそうです。 無論、課長職して在籍している時には、独立行政法人の高い給与を、しかも、課長としての管理職手当も貰っているから、相当「美味しい」らしいです。 ある例では、酷いところだと、課長職・室長職・センター長などの職のうち、4/5を監督官庁からの人が占めているそうですよ。 ただ、まあ、ある程度の理由もあるのですけどね。政府・監督官庁としても「手放しにして置けない」という理由です。例えば、独立行政法人では、有名なところだと、「独立行政法人・造幣局」(財務省)、「独立行政法人・国立印刷局」(財務省)、「独立行政法人・統計センター」(総務省)、「独立行政法人・国立病院機構」(厚生労働省)などがあります。 造幣局は硬貨を作っていますし、印刷局は紙幣を印刷しています。これは、確かに、独立行政法人だからと言って、「勝手に事務運営し、経理処理しています」では困るのは理解出来ますよね。 また、統計センターには、国の様々なデータが情報として入ります。大きなものでは国勢調査のデータですが、そんなデータが、流出したりしては困りますし、独立行政法人だから、勝手にどこかに情報を売りますとかされても困ります。国立病院も同じですよね。手放しにはして置けないのですよ。 元々、民間的な雰囲気から独立行政法人になった組織と、元々は省庁の中の一つの局だったものが分離されて独立行政法人になったものとは、感覚的に異なりますよ。前者は民間的な雰囲気が強くありますが、後者は官庁的な雰囲気が強く残っています。 クビになるとかの処分的なものは、公務員に準じているものの、それよりも「緩い(国家公務員よりも斬り易い状況にあるという意味です)」と思って、間違いでは無いでしょうね。国家公務員も今は簡単にクビになっているからね。飲酒運転での事故だと一発アウトだし、駅の階段で女子高生のスカートの中を携帯で撮影していたとかも辞職だしね。繁華街で喧嘩して、相手を殴ったら、これもアウトだね。辞職だよ。
なるほど:4
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