警察官は非番の時に警察手帳は所持してますか？

Question

警察官は非番の時に警察手帳は所持してますか？

Answer 1

都道府県により異なります。少し前までは全ての都道府県において非番だけでなく勤務が終わって帰るときには保管庫に収納して帰宅するように決められていました。やはり、紛失を恐れたからです。しかし、非番や勤務時間外であっても犯罪等に遭遇した時には身分を証明する警察手帳があったほうが良いとの声が上がり、現在は、２００６年の千葉県警を皮切りに２００７年には兵庫県警と数県で持ち帰るように規定を変えています。警視庁も部署を限って試験的に持ち帰ることを始めています。この理由は、最近では「おれおれ詐欺」で象徴されるように身分を詐称する事件が増えて、警察官であると言っても手帳を提示しないと信用されない風潮になっていることがあげられます。この流が全国の警察に広がるかどうかは紛失等の事故が起こらないことが必須条件でしょう。規定を変更していない県警では個々に持ち帰るということはありません。持ち帰るように規定を変えたところでも、カバンとかには入れず、必ず身に着けて持ち歩き、紛失防止用の紐を必ず服などに装着しておくように規定されているそうです。しかし、持ち帰らされる方は気を使うのでどうでしょうか？帰りに一杯飲むこともあるでしょうから・・・。

Answer 2

保管庫と言う話ももちろんですが、それは身分証が付いた現在使用中のものだけは徹底管理でしょうね。
メモ部分は交換できるようで、交換したものは平気で自宅などに放置の職員が居るのが実情です。
万一これを監察に届けても、法律違反でないと処分は無し、内規でいいとこ形の上で職場長注意でしょうね。
呆れます。

Answer 3

おおむね皆さんのおっしゃる通りなんですが、若干違います。昭和５０年代頃までは、警察官は、非番の時も警察手帳をもってました。それで電車を乗り降りする人もいました。しかし、紛失事故が相次ぎ、退庁時は保管庫に収めることとされるようになりました。これは、公私の区別がついていいという意見がある一方、刑事を中心に警察官は２４時間警察官であるべきだと反対する意見もありましたが、徐々に少数派となっていきました。しかし、このような事故防止優先の思想はおかしいではないかという意見を２００１年頃の警視総監が主張し、警視庁で非番の警察官にも手帳を持たせる試行が始まりました。その後、警視庁で本実施となり、２００５年頃から比較的大規模な県が追随しています。なお、警視庁で試行が始まった頃は、紛失防止のため、手帳はズボンに結ぶように指導していたと思います。

Answer 4

最近、持ち帰る人が出てきましたが、基本的に持ち帰らないですね。
保管に気を遣いますし、紛失すれば全国手配です。

他の方も書いていますが、現行犯なら私人でも逮捕できるので、警察手帳はいりません。
また、緊急逮捕の必要がある場合なども、身分を明らかにすればよく、その都道府県内であれば「今は警察手帳を所持していないが警察官だ」ということで職務執行できます。