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友人の息子で、薬学部を出て、厚労省の麻薬Gメンになりたいと言っています。

友人の息子で、薬学部を出て、厚労省の麻薬Gメンになりたいと言っています。麻薬Gメンとは、どのような仕事ですか。字のごとく、麻薬専門の捜査官ですか。警察と同じように、拳銃や手錠、警棒を持って仕事をするのでしょうか。危険な職業なのではないのですか。ご存知の方、教えて頂けたらと思います。

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    すでに回答がされていますが、若干、誤解、誤認等がありましたので、補足、修正として記載します。 麻薬関係の捜査は、警察だけでなく、厚生労働省の麻薬取締官、都道府県の麻薬取締員も従事しますが、後者の麻薬取締員による捜査件数は極めて少なく(薬物乱用防止啓発活動や、病院等の立入検査などが中心)、一般に麻薬Gメンといいますと、厚生労働省の麻薬取締官を指します。 麻薬取締官の定員そのものが少ないのですが、採用については地方厚生局の麻薬取締部が、国家公務員Ⅱ種採用試験の合格者と、薬剤師有資格者からの採用を行っています(おおまかにいうと、この2つ)。 すでに回答されている中に「ひき」とあるのは、薬学部設置大学や、知り合いの薬学部教授に声をかけて希望者を募る、という意味ではないかと思われ、薬科大学の就職部などには募集要項の送付がされています。 仕事の内容は、覚せい剤や麻薬等の薬物犯罪の捜査、情報収集、中毒者対策のほか、乱用防止啓発活動、輸入される食品等用のあさの実、けしの実の発芽不能処理証明書手続き、病院などの医療用麻薬取り扱い機関の検査などです。 捜査官としての仕事だけでなく行政官としての仕事のウェイトも高いため、給与は警察官等と異なり、一般の行政事務職の給与になっています。 もっとも、捜査面についての権限は警察と概ね同様であり、麻薬捜査の現場では、けん銃や手錠等を携行します。 警察と関係なく、麻薬取締部単独で捜査を実施することも多いのですが、捜査権限のない事案に発展するなどすると(例えば、捜索先から銃器が発見されると、銃刀法の捜査権は麻薬取締官にはないため、警察に事件通報しなければならない)警察と合同の形をとります。

  • 特定の任務に就く際、警察と同様の装備を持つことが可能な「司法警察官」です。 何をもって危険か、ということにもよりますが、違法麻薬が絡む職務である以上、はっきり申し上げて危険な職業です。 しかし危険な現場に出ると分かっている場合、警察の該当部署と連携を必ず取りますから、実際危険なのは本職の警察官の方でしょうね。 Gメンの主な仕事は「情報収集」であり、現場監督ではありませんし(だからと言って現場に出ないわけではありません。情報収集自体が、現場ですから) 麻薬Gメンは狭き門です。 優秀志望者を百人集めて、一人採用されるかどうか、と言われるほどです。 採用も、現場ではいわゆる「お声掛かり」の引き抜きが多いと聞きます。

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