解決済み
国税専門官とはどのような採用の流れになるのでしょうか? 来年の進路の一つとして考えており、地方上級試験には最終合格したことがありますが、国税は受けませんでした。 以下お聞きしたいこと①地方上級と国税の難易度の差は? ②国税の採用の流れは? ③採用漏れはどの位あるのか? この3点です。 特に、採用の流れがイマイチわかりません。筆記試験に合格すれば採用候補者名簿に載るのでしょうか? その後の就職活動などがあるのか不安です。 国立大学法人などでしたら、合格後に各大学に周り、民間と同じような就職活動ということは知っているのですが、国税は情報が少なく困っています。 また、今年は採用予定者数のおよそ倍の合格者を出していると聞きましたが、採用漏れもどのくらいの割合であるのかなども教えて頂ければ将来の参考になります。 どうぞご回答の程、宜しくお願いします。
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①難易度は地方上級>国税です。 これは、筆記試験と人物試験の総合的な観点でみた場合です。地方上級は1次合格をしても2次試験の人物試験で3~8倍程度あり、最終合格者が決定されるためです。国税の場合は1次合格をして2次試験の人事院面接で1.5倍~2倍程度であり、最終合格者が決定されます。両方とも最終合格者は成績順で名簿に記載されます。 ②国税の採用の流れについて 1次合格したものは2次試験の人事院面接を国税局で行います。そのときに1次合格したものに郵送された案内の中に採用面接の希望日時を書く用紙が入っています。その記入した用紙を2次試験時に持参、提出します。人事院面接後に採用面接の日時を予約して帰宅します。最終合格者が午前9時に人事院HP、各国税局、各人事院地方事務局の掲示板に掲載されます。最終合格者は一番早い人は10時には国税局に集合します。そして、採用面接がスタートします。順位が下位の者や採用面接であまり良くなかった者は採用側の連絡待ち(辞退者が出たら)となります。人事院面接で内々定をもらっていて、最終合格していれば採用面接後に別室で意向確認を行い、採用辞退するか意向届に署名・捺印して採用内定するかを選択します。 ③採用漏れについて 公務員白書によれば、 H21年度の国税は最終合格者2307 採用予定数905 辞退・無応答数1402 残存者0 H20年度の国税は最終合格者2623 採用予定数1139 辞退・無応答数1479 残存者5 今年の場合はH23年度の国税は最終合格者1916 採用予定数780 つまり、併願して最終合格した者が国Ⅱ、地方上級、市役所等の辞退者が多数出るため、国税の最終合格者の順位が下位でも残存者が出ることはごく稀であるということが言えます。 参考になれば幸いです。
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