解決済み
高校か中学の英語教員になりたい大学1年生です。夏休みの勉強法に迷っています。国立大学に通っている大学1年女子です。 私の大学は英語に力を入れているといってる割には英語教育がきちんとしていなくて、将来が不安です。 この夏休みを使って英語教員になるための勉強をしようと思っています。 とりあえず、英語の力をつけたいのですが、どうのような参考書を使ったらいいのかわかりません。 高校教員になるならば英文法や読解などをひたすらやったらいいのでしょうか。 あと、TOEICの勉強は役に立ちますか? 教員になるためにはどのような勉強をしたらよいのでしょうか。 教職科目の復習なども考えていますが、おもに英語の勉強法を教えてほしいです。 参考書のお勧めがあったらそれも教えて頂きたいです。 よろしくお願いします。
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「ENGLISH EX」がおすすめです。文法・語法の問題集ですが、何かの試験だけでなく英語教師やネイティブと対等にやり取りしたい人向けの問題もあり、役に立ちます。 文法書は一長一短があるので、「英文法解説」、「英文法詳解」、「総解英文法」、「ロイヤル英文法」などの定評のある文法書から2冊ほど選んで通読しておくといいでしょう。 疑問点を調べるときに使うのは「現代英文法講義」がいいと思います。著者の半世紀にわたる文法研究の成果をまとめたものでかなり詳しく解説されています。 TOEICよりも英検の方が幅広い知識が問われるので、まずは英検準1級を目標にされるのがいいと思います。多読が大事なので週刊STやMainichi Weeklyのような註や訳のついた英字新聞や、TIME FOR KIDS(ネイティブの小学生向けのTIME)のようなやさしめの英文からどんどん読んでいくといいでしょう。TOEICのような実務英文や時事英語だけでなく文学作品の洗練された英文に触れることも大事です。「英語達人読本」のような200~300語位の引用文を集めて解説したようなのから始めて、ペーパーバックなどにもチャレンジしてみてください。 個人的には朱牟田夏雄先生の「英文をいかに読むか」(50年以上前の高校生向けの解釈本ですが、今では大学レベルかと思います)、佐々木高政先生の「英文解釈考」、「和文英訳の修業」などの高校から大学レベルの参考書もおすすめです。 ビジュアル英文解釈や英文解釈教室ほか多くの参考書を著した伊藤和夫先生は、学生時代英語のサークルに所属していて、そこでは一月に500~1000ページ読んだり、ときにはトルストイの戦争と平和の千ページある英語版を一日足らずで読み飛ばすといった多読競争が行われていたそうです。日本には明治以降何人もネイティブにも負けないくらいの英語力を身につけた人たちがいましたが、共通しているのは多読です。是非楽しみながら読んでいってください。 中学時代、英語の先生が英検2級を持っていて、「1級は難しいから最近は準1級に挑戦しているんだ」と言っていましたが、授業はとても分かりやすくて良かったです。あまり英検などの試験の結果に一喜一憂せずに英語を勉強していって、教員になっても自分も生徒も楽しめるような授業ができるといいですね。
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