フリーライターをしています。 知り合いの人が著書の本の編集を私が担当する場合、著者には印税収入が入ると思うのですが、フ…

Question

フリーライターをしています。
知り合いの人が著書の本の編集を私が担当する場合、著者には印税収入が入ると思うのですが、フリーランスの編集者の私には、誰から大体どの程度のギャラが支払るのですか？著者と話し合って、企画書をつくり、版元になってくれる出版社を探そうと思っています。

Answer 1

編集プロダクションの経営者です。
ギャランティ形態は、教育系、情報系などのジャンルによって異なるので、一概には言えないのですが、自身の体験に照らし合わせて、分かる範囲でお答えします。

編集業務へのギャランティは、編集費という形で払われます。インセンティブ（印税など）契約はほぼ皆無で、労働力の買い切りが通例です。編集費は、ライターのギャランティである原稿料よりも、さらに基準があいまいで、1ページあたりいくらのケースもあれば、全部やっていくらのケースもあります。

編集費の支払い元は、その本を出版する版元です。そこから著者には原稿料、担当のフリー編集者ないしは編集プロダクションに編集費が支払われます。

最後に、肝心の編集費ですが、私の個人的な経験では、原稿料より少ないです。10万～50万程度でしょうか。拘束時間を考えると、数をこなしてようやく旨みが出てくる仕事だと思います。もちろん、最終的には版元との契約で金額が決まるわけなので、ある程度は、交渉次第だと思います。確実に数万、数十万部売れる本であれば、版元もお金を出してくれるのではないでしょうか？