自動車製造工場の工程について。 組み立て部品の中で、ギヤやシャフトなどに強度を持たせるため、焼き入れを行うと思います。こ…

Question

自動車製造工場の工程について。 組み立て部品の中で、ギヤやシャフトなどに強度を持たせるため、焼き入れを行うと思います。この工程は、通常の自動車製造会社では、自社工場内で行うのでしょうか？焼き入れ工程と言っても、浸炭処理や窒化処理など様々あり、処理場所も色々なケースがあると思います。ただ、大手の自動車製造会社（トヨタ、本田など）では、その全てを外注先へ依頼することはないと思っているのですが、現実は如何でしょうか？どなたか教えていただけますか？

Answer 1

自動車部品は自動車メーカーが内製しているものがあります。エンジン部品やパワートレイン部品は未だに内製が多いです。
例に取ると、カムシャフトは富士重工以外のすべての国内自動車メーカーが内製しています。
一例）トヨタ＝約55%内製、外部からの購入45%, 日産＝内製95%, ホンダ15%, マツダ100%など・・・

上記はカムシャフトを例に取りましたが、以外に金属部品を内製しています。
各社熱処理設備を社内に保有しています。しかし外部の熱処理業者にも一部委託しています。

Answer 2

熱処理でもズブ焼き入れ、高周波焼き入れ、浸炭処理や窒化処理等々がありますが、ほとんど餅は餅屋で外注になります。
熱処理により設備内容が違うのと専門性をアピールしないとやっていけません。
自動車会社のようにギアの数が多いと外注に出さないとコストが合いません。