私の友人は国語の教員免許だけを持っていますが、公立中学校で英語も教えています。 私の親戚筋の人は教員免許がないのに…

Question

私の友人は国語の教員免許だけを持っていますが、公立中学校で英語も教えています。

私の親戚筋の人は教員免許がないのに公立小学校で教師をしていました。

これらは許されることですか？

補足

remon_hart2000さん、詳しい回答をありがとうございます。
私の友人：
最近連絡を取っていないので現在の状況はわかりませんが、
数年にわたって英語を教えていました。
内容は外国人の先生と一緒に教えることと、英語のドリルなどだそうです。

親戚筋の人：、その人の夫のお父さんが地方の行政の長です。
義父の権力があるから、先生ができるのかな？
と自分では思っていました。

Answer 1

当方元教員です。
ご友人は、「免許外申請」をし、臨時で１年間英語の免許が発行されたと思います。
これは、珍しいことではなく、小規模～中規模校ではよくある話です。
理由は、児童・生徒数に対し、教員の配置人数が決まっています。しかし、学校では一通りの教科を教えなくてはならないので、必然的に教員が不足してしまいます。
応急処置として、「免許外申請」を校長経由で教育委員会に提出し、１年間に限り、免許外の授業を持ってもいい という許可を得ます。
体育教員や技術、家庭、情報ＡＢＣの授業では、よくあることです。

また、親戚筋の方は「支援員」だと思います。
これは、教員免許がなくても可能です。
必ずメインとなる先生が付き、学習遅延の児童生徒に対し、サポートをする仕事です。
ですので、教員免許を持っていない方は、黒板等で授業をすることはできませんが、児童生徒の横に座って、「今ここをやっているんだよ」とか「この問題はこの部分に注目してみて」など、遅延の児童生徒に対して、サポートをします。

ハローワークの求人票でも各教育委員会が期限付きとして「学習支援員」や「授業サポート員」などとして、採用をしています。

時折、メインの先生が出張につき、その時間だけ自習監督のような感じで行うことがありますが、教員免許がない方は授業ができません。