解決済み
イラスト・デザイン・出版業界等に就職を考えていますが、今何をすべきか正直迷っています。現在大学三年生です。将来…といってもあまり時間はありませんが、イラスト・デザイン・出版業界等に就職したいと思っています。 絵を描くことが好きで、細々とですがHPを作成して絵を見てもらったり、同人活動をして絵を見てもらう機会を作っています。それと同じくらいにデザインのようなことも好きで、そちらも興味を持っています。 絵の仕事に就きたいとは思っていますが、すぐに仕事が得られるとは思っていません。そこで、 ①普通の事務職等に就いて、今まで通り同人や賞に応募してイラストレーターとしてのデビューや仕事を得られるように活動する。 ②いっそそういう業界に飛び込んでみる。 ただし私は絵が描けるだけというずぶの素人です。ですので、その際には大学を卒業した後に専門学校に通うという手も考えています。 私が通う大学の学部からは出版業社に就職する人が多くいまして、そこに就かれた方から、そういう関係の仕事に就くにはフォトショップ・イラストレーター・インデザインが使えないと話にならないよとお聞きしました。この件についてはどうにか使えるようになろうと四苦八苦している最中です。 色々な方法を上げましたが、正直私もどの方法が良いのかよく分かっていません。 就職活動が困難を極める中、このようなアバウトな思考でいたらいいのかも分かりません。 そして今年の末から就活を始めるわけですが、絵を見てもらう機会である同人活動も続けていいのかどうか…。 私は一つのことをしていると、もう一つが疎かになってしまう傾向があるので心配です。 長々と書きましたが、何か良いアドバイスをいただければ嬉しく思います。 どうぞよろしくお願いします。
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大学の三年生という主さんの年齢から、厳しめのアドバイスを。 まず、悪いこといいません。とってもしんどい業界ですので、辞めておいたほうがいいです。 これから就職を考えている就活生に、業界にいる社会人として営業職よりもすすめたくない職種です。 こういう業界は「やりがい」「信念」「誇り」「覚悟」なんていうおおよそメシの種になりそうにないもので支えられた業界です。 「好き」だなんて気持ちで入ってしまうとかなり辛い思いをします。 まず人間らしい生活ができません。連日の徹夜、過労で体調を崩す、残業代なし。当たり前の業界です。 不景気になってから、こっちの業界はますます「即戦力」「使い捨て人材」を求めいます。 新卒の人間がノンスキル、未経験で入るのは至難の技です。 フォトショップやイラストレーターが使えるといっても、仕事で使ったことがなければ、それは実績やスキルとはみなされません。 運よく入れた場所で最低実務経験3年以上つめば、初めてそこであなたは役立つ人材と業界に認識されるようになります。 好きという気持ちでこの業界に入る人間は必ず大いなる勘違いを背負って入ってきます。 それは「自分の好きなことを仕事にできる」という勘違いです。 いっておきますが、あなたがやりたいデザインや描きたいイラストなんて会社はどうでもいいんです。 会社はあなたに顧客が要求した通りのデザインや絵が描けるかだけをみています。 そこに「個性」はいりません。 会社の要望に応える事のできる、つまり「個」を殺すことのできる能力を求めてきます。 同人活動をなさっているとわかるかと思いますが、たまにファンのリクエストと自分の描きたいと思っているものが合致せず、悩むなんてことがあると思います。 それと同じです。 仕事の場合は趣味とは違い、多くのファンがそうリクエストした場合、たとえ自分が思っているものと違ったって、描かなくてはいけません。それは自分の意思とは違った、意欲が殺がれるといったモチベーションで生み出されるものであり、しかしながら、そういった状況のなかでも100%の力を出し切ることをプロは要求されるんです。 はい、ここまでは心構え、といったところです。 それでは具体的にどうこしろ、ということを。 ・業種を絞る。業種を研究し、できるだけ細かく業種などを絞ってください。どっかにひっかかればいいや、というあいまいな気持ちではなく、きちんとピンポイントで業種と職種を絞り、第一希望、第二希望としてください。主さんのそれはまだ漠然としています。 ・自分の入りたい会社がどういった人材を求めているかを研究する。たとえば「今、紙面構成ができる人材が不足している」という要望に対して人事が「じゃあ、そういう人間を今度募集します」といって、面接に来たあなたが「私、絵がかけます!え?紙面構成?なにそれおいしいの?」じゃ落とされるのは確実ですよね。そういった具合です。逆に「紙面構成がしたい」とあなたが思えば、そういう求人をしている所に応募すればいいわけです。 ・ポートフォリオを作ってください。最近は色々なハウツウ本が出ています。目指す業種によって作り方も違います。 ・同人活動でもなんでもいいです。面接の時に話せる実績を作ってください。例えば「私は●サークルに入っていて、そこで広報担当をしていました。主に地域のみなさんに活動を知ってもらうためのミニコミ誌を作って、商店街に置いてもらえるよう、交渉も自分で行いました」とか。それによりどういった効果が得られたのかなんてことも話すと良いってのが、会社面接の定石ですかね。 ・大学の就職室のようなところに載っている求人ばかりではなく、求人等していないところにも直接電話をかけて積極的に自分を売り込むのもやり方の一つです。 ・好きという気持ちを持ち続けていたいのであれば、第二の選択、事務職に就きながら同人を続けるというのも魅力的だと思います。それならば自分のやりたいことを思うがままできちゃいます。 ・人生は長いです。とくにこの仕事は年齢はあまり関係ありません。30才くらいまではふらふらしていてかまいません。結果や結論は焦らず出してください。新卒のほうが有利、なんてこともありますが、この業界実力がものをいってくれます。焦るのが一番よくない。 で、これが最後になりますが…。 一旦入りたいと思ったからにはとりあえず何でもいいですから、自分の思ったことをまず叶えてみてください。 きっとあなたの周りも「悪いことは言わないやめとけ」「君には無理だよ」とか言うと思います。 ですが、あなたはそれで納得できますか?できないでしょう。 まず、やってみて、体験してみてください。「百聞は一見に如かず」です。実際やってみると体験者の言っていることが実感できるはずです。たとえそれで後悔したって、やらずに後悔するより100万倍良いと思います。 頑張ってください。
2人が参考になると回答しました
作品を見ていないので分かりませんが、 今から慌ててもまず無理です。 大卒でその手の専門学校に入るのも、 ただの時間のムダです。 ①は、不可能ではないですが、 どのみちイラスト1本で生きていくことはできません。 私の知る限り、兼業から専業になれたイラストレイターは、 かなりうまい人でもごくごくごくわずかです。 デザイナーはさらにハイスペックが求められ、 WEBデザイナーは薄利&激務の代表格です。 したがって、絵描き等ではなく、 エンタメ業界の企画・制作・編集などの業務をめざし、 自分の趣味嗜好を間接的に役立てるようにするべきだと思います。 また、それを目指した方が、途中で方向修正も容易です。
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