老健に勤める4年目理学療法士です。老健から回復期または急性期(整形か中枢)の病院に移りたいと考えています。転職は色々な事…

Question

老健に勤める4年目理学療法士です。老健から回復期または急性期(整形か中枢)の病院に移りたいと考えています。転職は色々な事情により約一年後です。現職場の同僚はほぼ同年代で私と同じく病院勤務経験がないので話も聞けません。病院に移りたい気持ちはあるのですが上記の理由によりすごく不安です。老健から病院に移るにあたってどのような準備をしていけばよろしいでしょうか？また今の職場で新たにこころがけることなどありましたら教えてください。よろしくお願いします。

Answer 1

理学療法士です。

急性期か回復期かで、勉強の内容はかなり違いますよね。それは学生時代の実習や授業でよくご存知かと思います。
急性期であればリスク管理上、呼吸循環器系の勉強は必須です。講習会もそのようなものがありますよ。（呼吸リハ、早期離床、リハのリスク管理などで検索すると出てきます）
回復期なら治療手技が必要です。なくても『仕事』してる人はたくさんいますが。

どこで働くにしても必要なのは、基礎的な知識と、感じられる手と、マネージメント能力と、コミュニケーション能力だと思います。
老健では後ろ二つはかなり鍛えられますが、必然性の低さから基礎的な知識、感じられる手を養うのは難しいでしょう。これは老健で働いてた時に、先輩後輩を見て感じました。上手い介助は出来ても治療は出来ないセラピストがほとんどでした。

老健ではＰＴもＯＴもあまり垣根がなかったと思いますが、病院（特に回復期）ではＰＴは機能回復を主な目標にすることが多いです。ＰＴは徒手療法を使いますが、どの治療手技を習得するにも敏感なセンサーの役割を手が担いますので、老健にいる間も触り方や感じ方に気をつけると良いですよ。
老健で学んだことは回復期では特に役立ちますよ。

もし転職に不安が大きいのであれば、少し規模の大きい病院に就職してはどうですか？小さい病院だと一番上に１０年目一人、後はほとんど５年目以下なんて所もありますよ。

常に向上心を持ち、目の前のクライアントの幸せを願い、自分自身をアップデートする具体的な努力をし続ける。
これはどこの職場でも出来ますよね。頑張ってください。