なぜ大きな災害や事件などがおこったら東京の警察や消防がいくのですか？ 今回の地震に関しては現場の消防関係も麻痺してるから…

Question

なぜ大きな災害や事件などがおこったら東京の警察や消防がいくのですか？ 今回の地震に関しては現場の消防関係も麻痺してるから仕方ないでしょうが、ハイジャック事件などわざわざ東京からいってる気がします。同じ警察官だし、同じ訓練も行ってると思います。管轄の警察官達は、わざわざ東京から刑事がきて指揮をとったら腹がたつでしょうね。警察庁からキャリアがくるならわかりますが警視庁は首都の警察なだけで同じ訓練をうけた警察官です。警視庁が優れてるとは思えないのですが。

Answer 1

おっしゃるとおり、警視庁と各県警は横並びであり同格の警察組織です。
質問のハイジャック事件をみてみると…この種事件に対応する警察特殊部隊（SAT） は警視庁、大阪府警察、北海道警察、千葉県警察、神奈川県警察、愛知県警察、福岡県警察及び沖縄県警察のみに編成されています。
（大規模警察が多い）
各県警には銃器対策部隊も存在しますが、事案発生時にはどうしてもSATを活用せざるおえません。この部隊は全国展開が予定されるので、基本的に国費で運用しており、県警組織と言えども実は国の直轄部隊であるのです。
しかし指揮権は地元県警本部長にあることから、部隊派遣先の県警本部長の指揮下に入ります。

例として警視庁のSATが派遣された場合、派遣された県警察の指揮で活動します。つまり一時的のその県の部隊となり、警視庁が独自で行動することはありません。

一方消防ですが、こちらも全国展開を予定した部隊が各自治体の大規模消防に存在します。
国（総務省）が予算を出し国費で装備を充実させて消防力を高めています、このような事情があるので他県の災害地で東京消防庁等の名前が目につくのです。ちなみに東京消防庁は総務省消防庁の消防ヘリも運用しています。