どのくらいの規模の会社に入られ、何を担当するのかにもよりますが、人材紹介業は紹介・雇用が成立して、その人が数ヶ月~半年、一年定着してようやく実績です。 たとえ求人を何件も持っていても、それに合った人材を確保していなければ紹介は成立しません。 反対に、人材の登録がたくさんあっても紹介し、就職してもらえる仕事がなければ実績になりません。 求人も自分の所にだけ出してくれているとも限りません。自社でも募集、ハローワークでも募集、他の紹介会社でも募集などという事もあります。求職者も紹介会社何社にも登録したり、転職サイトで直接応募したりもしています。 そういった場合にはスピーディーに確実にやらなければいけない場合もありますし、反対に自社だけにもらっている求人、自社だけに頼っている求職者にはじっくりと向き合って最良の結果を出さなければなりません。 どれだけ時間や手間をかけても、雇用が成立しなければ1円にもなりませんし、数ヶ月で辞めてしまうようなことがあれば手数料は返さなければなりません。 大手なら求人担当、紹介担当など分かれていて全体で見ての安定収入になりますが、中小零細は最低限の基本給+歩合となっている場合もあります。この時期、特定の業種に特化した会社、求人企業情報や求職者情報をたくさん持っている会社でもなければ確実に歩合給を稼ぐことは難しいです。 大手などは、いわゆる「売れない人材」(=年齢が高い、転職回数が多いなど)を後回しにしてあるいは排除してやっているので成り立っています。本当はそんな区別は許されないのですが。
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