二級建築士の受験資格は下記の通りです。 ・大学(旧制大学・短大を含む)又は高等専門学校(旧制専門学校を含む)の建築課程を卒業したもの 職業能力開発総合大学校建築システム工学科を卒業したもの ・職業能力開発大学校専門課程又は職業能力開発短期大学校の建築科又は住居環境科を卒業したもの ・大学の土木課程卒業後、実務経験1年以上 ・高等学校(旧制中学校を含む)建築・土木課程卒業後、実務経験3年以上 ・職業能力開発校建築系の科を卒業後、実務経験2年以上、3年以上、あるいは4年以上(科によって異なる) ・義務教育終了後、実務経験7年以上 ・建築設備士(各自治体個別に判定) 二級建築士受験の実務経験要件は下記の通りです。 ①建築物の設計(建築士法第21条に規定する設計をいう。)に関する実務 ②建築物の工事監理に関する実務 ③建築工事の指導監督に関する実務 ④次に掲げる工事の施工の技術上の管理に関する実務 イ 建築一式工事(建設業法別表第一に掲げる建築一式工事をいう。) ロ 大工工事(建設業法別表第一に掲げる大工工事をいう。) ハ 建築設備(建築基準法第2条第三号に規定する建築設備をいう。)の設置工事 ⑤建築基準法第18条の3第1項に規定する確認審査等に関する実務 ⑥消防長又は消防署長が建築基準法第93条第1項の規定によって同意を求められた場合に行う審査に関する実務 ⑦建築物の耐震診断(建築物の耐震改修の促進に関する法律第2条第1項に規定する耐震診断をいう。)に関する実務 ⑧大学院の課程(建築に関するものに限る。)において、建築物の設計又は工事監理に係る実践的な能力を培うことを目的として建築士事務所等で行う実務実習(インターンシップ)及びインターンシップに関連して必要となる科目の単位を所定の単位数(30単位以上又は15単位以上)修得した場合に実務の経験とみなされる2年又は1年の実務 (注1) 建築士等の補助として当該実務に携わるものを含む。 (注2) 「建築実務の経験」には、単なる写図工若しくは労務者としての経験又は単なる庶務、会計その他これらに類する事務に関する経験は含まない。 ※上記から二級建築士の受験資格は、普通科の高卒なら7年必要です。 また、実務経験要件として建築物の施工管理などが上げられます。労務者としての経験は該当しないので注意が必要です。 学科は独学でも、製図は日建学院等で試験対策をしないと合格は難しいでしょう。
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