解決済み
職業能力開発大学校に進学しようと思っている高三です。 自分は今年島根職業能力開発短期大学校への進学を考えています。 ここ専門過程を終え、他のどこかのポリテクの応用過程へ進学し、その後どこかの大学院を受験する事は可能でしょうか。 また、応用過程を修了した場合、就職時に大卒扱いになるというのは本当でしょうか。 回答よろしくお願いします。
卒業後、公務員試験を受けることは可能でしょうか?
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職業能力開発大学校の応用課程に進学することは可能です。専門課程在籍者向けの推薦入学試験がありますので島根職業能力開発短期大学校に入学後、同短大校から案内があります。 その後の大学院への進学については、微妙ですね。職業能力開発大学校は学校教育法に基づく大学ではありませんので「学士」の学位は取得できず、受験資格を認めるかどうかは基本的にその受験しようとする大学院の個別の判断です。 ただし、就職時の応募要件として大卒程度の求人に応募できるか、初任給はどうか、という点では、人事院勧告をふまえての経団連等企業団体と厚生労働省との申し合わせにより、学校教育法上の学校と同等の扱いになっています。 短大校(専門課程)修了の場合は短大・専門学校卒業程度、大学校(応用課程)修了の場合は大学卒業程度になります。 ただ、これはあくまで企業団体との申し合わせですから、個々の企業がそれに絶対従うかどうかは別問題です。学校教育法により設置されている大学や専門学校卒業でも、専門分野が違えば初任給水準を一段低くする企業だってあるくらいですから、職業能力開発大学校応用課程修了でも4大卒初任給を適用してくれない企業もあり得るかもしれません。 公務員試験については、人事院勧告をふまえての扱いですから、それぞれ短大・専門学校卒業程度区分の試験と大学卒業程度区分の試験の受験資格が認められています。公務員試験については、上記の企業別例外扱いのようなことはなく、どこでも必ず受験資格を認めてくれます。 <追記> なお、過去に大学院への進学を果たした例はありますが、あくまで文部科学省の見解は「職業能力開発大学校は職業能力開発施設であり「学校教育法上の学校」ではないので、その「学歴」をもって学校教育法に基づく高等教育機関に進学することはあり得ない」という法解釈です。 同じく職業能力開発短期大学校(専門課程)修了者が4年制大学3年次に編入学していた例も過去にたくさんあったのですが、最近、文部科学省のこうした見解に基づく各大学への強硬な「指導」が行われた結果、今ではどの大学もこの編入学を受け入れていないはずです。 大学院はまた少し事情が異なり、院が認めれば学歴に関係なく誰でも受験はできる建前にはなっているのですが、現実問題として、補助金のサイフを握っている文部科学省の強行な見解がある以上、大学院も簡単には職業能力開発大学校修了者を受け入れがたい状況になってしまっています。 過去にこの大学院には進学しているから自分も大丈夫だろうと安易に考えていると、実は今ではそういうことではない、ということがあり得ますのでご注意ください。
なるほど:1
はじめまして、職業能力開発大学校応用課程の卒業生です。 上の方が応用課程と公務員について詳しく説明して下さっているので、私は大学院について回答します。 結論から言いますと大学院への進学は可能です。 過去に数十名の方が国公私立の大学院へ進学しています。 例を挙げると国立では総合大研究課程(廃止予定)、金沢大学大学院、九州工業大学大学院、北陸先端技術大学院大学等、 私立では早稲田大学大学院等です。 色々調べてみた結果、これらの大学院では受験資格が認められているようです。 ただし、あくまで個別審査によって受験資格が与えられているだけであって、ここに書いた大学院も含めて必ず進学できるという保証はありません。 どうしても気になるなら、進学希望の大学院へ直接問い合わせてみることをおすすめ致します。 蛇足ですが、応用課程卒で大卒になるという保証はありません。 多くは大卒として採用してくれますが、中には当たり前のように短大卒としてしか見てくれない企業もあります。 推薦以外の自己開拓の企業や大手企業にこの傾向が見られましたね。
なるほど:3
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