身近に色弱の方がいないので、その点ではわかりませんので、回答になっているかわかりませんが、陶芸と色について回答させていただきます。 色弱の方が陶芸を出来ないか?と言われれば出来ると言いますが、陶芸は形で表現する場合と色で表現する場合があり、そう考えると、色は必要なものですので、表現範囲が狭められる可能性はあります。 例えば、備前焼や万古焼、常滑の急須など、無釉(釉薬を掛けない)ものを作るのであれば、色はさほど重要ではないと思います。 また、砥部焼などの染付と呼ばれている白い器に青い絵具単色で絵を書き、透明釉を掛けたものなどは、色の濃淡を判別できれば絵付けについては、さほど影響ないかと思います。 しかし、色のついた釉薬を掛けているものについては、色の判断が必要です。 陶芸の釉薬は、高温で焼成する際の化学反応を利用して色を出しているのですが、例えば、青磁釉は、鉄分を数%入れた釉薬を還元焼成(高温時に一定時間酸欠状態で焼きます)をすることで、薄い青緑色がでますが、この還元焼成に失敗すると黄土色の状態で焼きあがります。 他には、辰砂(しんしゃ)という銅が数%入った釉薬はワインレッドのような色になりますが、失敗すると緑色に焼きあがります。 ただ、その失敗した色でも、作品として成立することがあります。 例に挙げた「青磁釉」の失敗の黄土色は成分にもよりますが「黄瀬戸釉」と言っても大丈夫な色合いになったりすることもありますし、「辰砂」も失敗した緑色は「銅釉」と言ってしまえば大丈夫だったりすることもあります。これが陶芸の不思議なところかもしれません。 陶芸の専門学校や大学では釉薬の事も含めて勉強すると思いまいますので、学校側の理解さえあれば、問題ないと思いますが、就職するとなると、不利になる(就職先が限定されてくる)のかな?と思います。 質問者様の欲しい回答になっているか分かりませんが、参考になさってくれたら幸いです。 長文で失礼しました。
同じ年の従弟に色弱の人がいます。 小学校の時彼が「僕、色が分かんないから、空を赤く塗っちゃうんだよ」と行ったとき、まだ知識もなかったので、何のことかわかりませんでした。 私は電気業界に居たので、その道には進まない方が良いと思います。 陶芸やガラス工芸はもちろん色を使いますが、この分野には多分「正解」というものが無いと思うのです。 つまり質問者様が良いものを作れば、それが味が有って良いものになるのではないでしょうか? 見本を見せられて、「同じ色の物を作りなさい」と言われると困りますが、それを超えたいいデザインのもの等を作れば、立派に一人前になると思うのです。 今後も、色々な仕事の話があるかと思いますが、頑張ってくださいね^^
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