情報処理技術者試験の難易度について

Question

情報処理技術者試験の難易度について2009年まで行われていた旧制度の合格率（累積平均）

■ITSS LV5
システムアナリスト 7%
システム監査技術者 8%
プロジェクトマネージャ 8%
上級システムアドミニストレータ 8%
アプリケーションエンジニア 7%

■ITSS LV4
テクニカルエンジニア（システム管理） 7%
テクニカルエンジニア（ネットワーク） 8%
テクニカルエンジニア（情報セキュリティ） 7%
テクニカルエンジニア（データベース） 7%
テクニカルエンジニア（エンベデッドシステム） 8%
↑
■ITSS LV3
情報セキュリティアドミニストレータ 12%
ソフトウェア開発技術者 13%
↑
■ITSS LV2
基本情報技術者 16%
↑
■ITSS LV1
初級システムアドミニストレータ 29%
↑
■各種検定試験（1・2・3級など）
Ｊ検
サーティファイ
全経
全商
全工
など

旧制度の方が累積の合格者も多いので。
旧制度だから意味が無いとかの投稿は勘弁願います。

他の技術系と異なり認定制度が乏しいにもかかわらず、なぜ情報処理技術者試験は、「簡単」とか「1週間で合格する」とか「無弁で合格する」とか大嘘の書き込みが多いのでしょうか？

官公庁などの報告では技術士より難しい資格もあり、難易度は、技術系で最高クラスだそうですが。

補足

そうそう、併願は不可です。下位試験は年2回、上位試験は年1回です。高校生が受験しているのは、各種検定です。
これって、全然簡単な試験じゃありませんよね。

Answer 1

基本的に､合否を判定する試験に､簡単な物は無いと思います。

簡単で誰でも取れるなら､試験も資格もクソ以下でしょう。価値無いよ。でしょ？履歴書書けんやん｡

同一系統に難易度のランクが有るのは､分かりますがm(__)m

自分自身､初級シスアドを専門学校時代に取得しましたが､当時の自分には難しかったですよ(笑)
次の､基本情報は全く駄目で落ちましたし(笑)
情報処理の専門学校でしたが､1割程度の合格率でしたねm(__)m

今は職業柄､簡単に感じるかもしれませんが…
今は､MCP(ﾏｲｸﾛｿﾌﾄの認定試験)に翻弄されています↓↓↓
社長は簡単に取れって言うけど…そんな簡単にとれるか！！って…

資格試験ってそんなもんですよ。自分のポジションを考えて、測らないと｡
人の物差しで測られると、イラつきますよね(怒)

Answer 2

ひとつは、自慢したくて言っているのでしょう。

ただ、それだけが理由ではなく、本心から「簡単」とか「1週間で合格する」とか「無弁で合格する」とか言っているケースもあるようです。実際、私も情報セキュリティアドミニストレータを「学習時間ゼロ」で合格した経験を持っています。
それは、この資格試験ならではの特性と深い関係があります。

普通の資格試験（○○検定）の場合、４級－＞３級－＞２級－＞１級の順に受験し、１級－＞２級－＞３級－＞４級の順に遡って受験する人はいません。だから受験生は毎回「今回は難しかった」と感じます。
ところが、情報処理技術者の場合はこうではありません。さすがに応用情報技術者－＞基本情報技術者－＞ＩＴパスポート（便宜上、現区分で説明します）の順に受験する人はいないと思いますが、プロジェクトマネージャ－＞データベーススペシャリストの順に受験する人は、決して珍しくありません。なぜなら、応用情報技術者より上位の資格（いわゆる高度情報処理技術者）には、上下関係が存在しないためです。しかし、試験の難易度は、プロジェクトマネージャ＞データベーススペシャリストのため、プロジェクトマネージャの取得後、データベーススペシャリストを受験すると「今回の試験は楽勝だった」と感じてしまうこともあるのです。
これがエスカレートすると「ＩＴパスポートは超簡単」という理屈になります。
つまり、通常の資格試験の場合、受験するのは全員アマチュアですが、情報処理技術者の受験者の中にはアマチュアの中にセミプロみたいな人が相当数混じっており、それがこの試験の評判を歪めるもとになっていると思われます。