物理的なことなんですが・・・・ 20数年前、当時、良き(?)ライバルだったトヨタとニッサンではあきらかに違う点がありました。 それはトヨタが愛知県近隣に工場の集約・密集化されているのに対して、ニッサンは工場が全国各地に分散しているという大きな違いがありました。 いわゆるトヨタ王国です。 これが何を意味するかというと、製造コストに占める物流コストの差がまずでてきます。 それに細かい話ですが、部品がすぐ近くにあるので調達が早く、数百点のパーツから構成される自動車においては製造時間の短縮にも繋がります。 分析では、当時のこの部品調達に係るコストはトヨタはニッサンの半分以下だということでした。 同じ労力・質だと仮定して、部品調達のコストが安く時間も短くなる事はあれだけの生産量のメーカーですから如実に差が出ます。 また、諸外国も参考にしたトヨタの「カンバン方式」という旧来の「作れ作れとにかく作れ」という自動車の生産方式とは一線を画す手法により、この時期にさらに企業としての体力をつけたこともあると思います。 こんな話をとあるセミナーで聞きました。 これはもちろん一例です。
石橋叩いても渡らないといわれてる経営。 今もそうなんでしょうか?
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