解決済み
図書館司書って何する人ですか?図書室の先生や図書館のカウンターにいる人ですよね?公務員?国家資格?なぜ資格が必要なんですか?
蔵書の管理や分類って難しいんですか?イメージ的にどんな仕事でも3ケ月も働いていれば何となく管理や分類って出来ちゃいますよね?国家資格にするほど難しいんですか?ちなみに受験資格とかは?図書教諭は司書とは知識や資格勉強は全く別?どちらもかなり楽そうなんですが…
15,874閲覧
1人がこの質問に共感しました
図書館の司書は、公立図書館にいます。図書室の先生は司書教諭です。 まず、司書教諭の方からですが、 司書教諭はあくまで先生です。教員免許を持っていることが前提で、生徒を指導することができます。例えば、ある学校で図書室の仕事をメインにしていたとしても、次の学校に行けば普通に担任を持って部活を持って授業を教える事もあります。知識をきちんと生徒に学ばせるには当然、スキルが必要ですよね?その為の教員免許です。司書教諭の資格は高々5科目です。中身は、学校経営の中の図書館の位置づけやコレクションの形成について、学校図書館を教育にどう活かすか、読書は子ども達にどんな影響を与えるか、子ども達が情報を活用できるようになるにはどう指導したらよいか。そんな内容です。あくまで、教員としての知識とスキルが前提ですから。講習で取得できます。 司書の方は、資格上は公共図書館に関すること全般です。 例えば、図書館の経営から、わらべ歌の指導まで様々です。プログラミングもあれば、古文書の読解もあります。もちろん窓口を持つ教育行政機関ですからコミュニケーション論や生涯学習論もあります。1つ1つは半年~1年も経験を積めば良いことかも知れませんが、それをみんなまとめて1つの資格にしています。また、中には法律に基づいた判断が必要な仕事もあります。例えば、著作権法による複写は司書の資格を持っているか、2年以上図書館の現場で働いた上で講習を受けなければ、そのサービスを行えません。 司書の場合、短大以上の学歴と資格に必要な単位を取得すれば、資格が得られます。所謂「受験」というものはありません。最終学歴が高卒の場合、司書補の資格を講習で取って、現場での経験を3年積み、司書講習を受けることでも取得できます。法律上は、図書館に司書を置かなくても良いことになっており、あくまで資格です。 ~補則を読んで~ >蔵書の管理や分類って難しいんですか? 例えば、400年程前の和装本と、戦後の紙質の悪い本と、最近の本と、この3つを300年後の人達に残そうとしたら、それぞれどうしたらよいか分かりますか?もちろん、図書館ですから利用が前提です。蔵書の管理が行われ、本や資料が残ってきたから、今、大河ドラマが見られたり、古典が読めるのです。また、今の図書館の大半は蔵書管理用の図書館システムが導入されています。人の動き、本の動き、お金の流れ、情報の流れ、その他様々な要素を加えないとシステムは作れません。3ヶ月で作れます? 分類も、50年前には「コンピュータ」なんて分類は公立図書館では無意味でした。今は、その中を更に分けます。新しい分類をいつ、どう作るか、どう並べたら誰に使いやすいか、その手順や手法、資格の段階ではそういった基本を教えます。実際に、各現場でどう並べてどう提供するかは、別の話です。決まったルールを踏襲するだけなら、経験で補えます。
9人が参考になると回答しました
図書館を運営するためには、蔵書の管理や分類などを専門的に学んだ人が必須です。そのような専門的な知識を学び国家資格として取得したのが「司書」です。学校の司書とはちがいます、学校の場合には「司書教諭」です。 国家資格ではあるのですが、図書館の仕事は資格占有業務ではないため司書の資格を持っていない人でも図書館で働くことが出来ます。
1人が参考になると回答しました
< 質問に関する求人 >
司書(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る