解決済み
印刷業界がブラック企業ラインキングのようなものに挙がるのは何故ですか?大学三年の就活生です。 ・インターネット・電子書籍の普及→出版業界の未来が微妙→印刷物も同様 ・上記のような市場変化に合わせてあまりに業務が多すぎる。(広告代理店と区別がつかないようなものまで) ということですか? よろしくお願いいたします。
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アトランダムですが、ご参考までに、 ①受注産業である事 基本的には、BtoBの受注産業ですから、クライアントの言うとおりにしなければなりません。納期についてもしかりで、クライアントの都合で遅れても、真夜中でも土日でも印刷機を回して納期を守らなければなりません。 例えば、金曜日の夜9時に、クライアントから校正ミスがあったから、すぐに来て欲しいと電話があれば、どんなことがあっても出かけて行かないといけません(それが良いか悪いかは別問題です) ②出版不況の影響 インターネットや電子書籍の普及も影響はあります。ただ、それ以前に90年代の半ばくらいから、書籍雑誌の売り上げが右肩下がりです。すなわち、印刷のマーケット自体が縮小しています。 ③広告費の減少 商業印刷(たとえば、チラシとか企業や製品のパンフレット等)は、書籍の印刷よりまだよかったですが、リーマンショック後に大幅に減ってきています。 ④装置産業である点 印刷機ってものすごく高いんです。金額でいうと安いもので数千万~数億。高いものでは10億円近くのものもあります(世界に何台のレベルですが)。一方、印刷の単価は未だに「銭」の単位が使われている世界です。通常、減価償却に数年~10年超の時間がかかります。 ですので、印刷会社は仕事がきれたらその時点で、経営的に相当危ない状態になりますので、場合によってはどんなに単価が安くても、無茶な納期だとしても仕事を受けざるを得ないという状況になります。 ⑤中小規模の会社が多い点 大日本印刷さんや凸版印刷さんのように超巨大企業もありますが、基本的には印刷会社は中小規模の会社が多いです。売上で100億円を超えているような会社は日本全体でも、20社くらいしかありません。資本規模が小さいため、売上が減っていても積極的な経営が出来ずに、どうしても価格競争になり、売上利益を減らしている構図があります。 まとめると、 ①もともと、受注産業だから、立場的に弱いものがありました。 ②その上、出版不況と世界同時不況で景気が悪くなり、売上が下がってきました。 ③少なくなったマーケットを、多くの印刷会社が値下げで対応しようとしました。 ④収益を改善するために、事業改革をしなければなりませんでしたが、中小規模の会社が多かったため、経営改善効果に限界がありました。 その結果、現場にしわ寄せが出ています。ということになると思います。 もっとも、①が一番の理由ではないでしょか。実際のところ、特別な印刷を除いて、一般の印刷物ならどこの会社で印刷しても同じですからね。そうすると、値段で勝負するか、クライアントのわがままをどこまで聞くかの勝負になります。 業務が多すぎるという点は、あまり関係無いと思いますよ。印刷会社だけが業務が多いわけでも無いですし、昔から印刷会社は色んな事をしていましたから。
なるほど:4
質問者様が書いていらっしゃるように、電子出版に対応できるのはごく一部の大手だけだと思います。 そういうところでは、紙意外にもLSIや特殊印刷ができる技術を持って、 受注産業から提案営業へと変わっていくと思います。 ですが、「就職先はブラック企業」 http://www.amazon.co.jp/%E5%B0%B1%E8%81%B7%E5%85%88%E3%81%AF%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BC%81%E6%A5%AD%E2%80%9520%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E6%AE%8B%E9%85%B7%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E6%81%B5%E6%AF%94%E9%A0%88-%E5%8D%8A%E8%94%B5/dp/4883926710/ref=sr_1_14?ie=UTF8&s=books&qid=1292104967&sr=1-14 によると、印刷会社の営業は「客先で土下座できて一人前」だそうです。 直接営業マンとは関係ない、印刷や製本のミスも全て営業が謝らないといけないからです。 彼はクライアントと直接交渉しませんからね。 印刷業界を狙うのなら、大手だけに絞りましょう。
いわゆる薄利多売なんだ そして仕事が切れる事がない・・・ とゆうより仕事が次々来て切れないから 終わりがなくて困ったチャンなのね これ以上は聞かないで
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