執事を入れている家はお金持ちの大邸宅が普通ですか？また執事は若い男性では務まらないのでしょうか？

Question

執事を入れている家はお金持ちの大邸宅が普通ですか？また執事は若い男性では務まらないのでしょうか？女性の場合ですと、ヘルパーさんも家政婦さんは年配のイメージですが、メイドさんは若い女性でも務まってます。このメイドさんに該当する若い男性はいないのでしょうか？

Answer 1

若い男性でアッパーサーヴァント（上級使用人）というとバレットとかスチュワードボーイとかがそれにあたるのではないでしょうか
執事となると、多くの部下を取りまとめて、主人の家を管理すること（ある意味主人と同等のお客様すらうまく動かす必要があるでしょう）が仕事ですから「若い男性（経験が少ない、見るからに若造）」では通常務まらないでしょうね。
イギリスの歴史などを紐解いても、家事使用人の名称はものすごくたくさんあります。仕事内容や役目によってすべて名称が違ったので。
執事（バトラーやスチュワード）というのはその中でも一番上の役職のことです。召使といえどもある程度の風格が必要です。
詳細はウィキペディアなどで探せると思いますよー。

Answer 2

現代、でお答えします。

若い男性でも執事になることは可能です。雇い主の希望であれば、ですが。
古来ですと代々受け継ぐ職業なので、父親から受け継いで一人前になる頃には年を取ってしまっているだけです。現代の執事は20代でも執事職に就くことが可能です。
Traveling Butler、よく旅行をする雇い主について世界中を飛び回る執事は体力重視なので若い男性を希望されますね。

執事は仕事の内容によってそれ相応の給料をいただくのでお金持ちでないと雇えません・・・大邸宅かどうかは別です。ホテルアパートに住んでる方でも執事を雇いますし、その場合だとあまり大きくありません（その代わり数億のホテルアパートですが）
この場合、通常の執事職務以外にPersonal Assistant（秘書）のような仕事もついてきます。

メイドに該当する若い男性だとFootman, Valetなどです。現代ではFootman＝王族のみ、となっていますが、ValetはどちらかというとUnder Butler（執事長補佐）が兼任したり、執事一人の場合は執事が兼任します。
全て『雇い主による仕事内容』で変わるので兼任したり担当がいたり、ハッキリとは申せません。
執事を複数雇うところでは『執事長（Head Butler）、執事長補佐（Under Butler, Assistant Butler）、執事たち（Butlers）』となり、Butlersがメイドのような仕事をします。
執事だけど名前だけ、みたいな。

Answer 3

本来、メイドと執事は両者とも使用人の一種ではありますが、
その権限、役割が異なります。

メイドは、いわゆる「ハウスキーパー」です。
執事は、使用人を束ねる権限を与えられ、「家政、事務」を担当する「使用人頭」です。
従って、女性の執事がいても良いわけです。

日本では古来「下男・下女」と言う呼称があり、
仕事としては、ハウスキーパーと同じです。
執事の場合では、「番頭」や「番頭頭」（商家）に当たります。

使用人には、板前、庭師、下男・下女、丁稚、番頭などがあり、
これら使用人の指揮をしたのが「番頭」です。
当時（江戸中期頃）では、概ね30歳位だった様です。
（ただし、丁稚から始めた「叩上げ」です）