これから行政書士・社会労務士の資格を取ろうと思っているのですが順番的にどちらからとったほうが良いと思いますか？

Question

これから行政書士・社会労務士の資格を取ろうと思っているのですが順番的にどちらからとったほうが良いと思いますか？

Answer 1

行政書士の法令分野は、憲法・民法・行政法理論・行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法・国家賠償法・地方自治法・商法・基礎法学及び行政書士の業務に関し必要な知法令等と広範囲に及びます。

昨年、平成21年度は、受験者数67,348人、合格者6,095人で、合格率は僅か9.05%となっています。

一方、社労士の法令分野は、労働基準法及び労働安全衛生法・労働者災害補償保険法 ・雇用保険法・労働保険の保険料の徴収等に関する法律・健康保険法 ・厚生年金保険法・国民年金法・労働管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識 となっており、行政書士試験とは、労働法の一部程度しか重複しません。

昨年、平成21年度は、受験者数52,983人、合格者4,019人、合格率7.6%と、こちらも大変な難関資格となっています。

その意味では、憲法を含めた一般常識を学ぶ行政書士を取得されてから社労士を目指すというのが、Ｗ資格を目指す場合の王道だと思いますが、個人的には、絶対に取得したい方を先に目指すべきだと思います。

頑張ってください。