まず、高校もしくは大学を卒業することです。その後、SATが所属している8つの都道府県警察の中から、いずれかの警察を選び、警察官採用試験を受けて、合格する必要があります。8つの都道府県警察とは、北海道警、千葉県警、警視庁、神奈川県警、愛知県警、大阪府警、福岡県警、沖縄県警です。 採用試験は、高校や大学に在学中でも受験する事ができますが、卒業できなければ、合格しても取り消しになります。試験の倍率は意外と高いので、事前に参考書を買って、勉強する必要があると思います。また、公務員予備校に通って勉強する方法もあります。採用試験合格後は、警察学校に入校する事になります。 警察学校は全寮制で、高卒は10ヶ月、大卒は6ヶ月間入校します。 卒業後は、警察署の交番に配属され、しばらくの間は、新人研修が行われるようです。 研修を終了後、いつ行われるのかは不明ですが、SATの選抜試験を受け、合格すればSATに入隊できます。 SATに入隊する警察官は機動隊員、もしくは機動隊経験者が多いようです。ですから機動隊に異動希望を出して、機動隊員として勤務しながら、選抜試験の機会を待つ、というのが、一般的なのではないかと思います。 選抜試験に合格するには、高い身体能力と、冷静な判断力が要求されるようなので、普段から相当、体を鍛えておく必要があります。 またSATに入隊しても、訓練は「死ぬ一歩手前までやらされる」そうなので、SATの隊員として続けていくには、相当な覚悟も必要だと思います。
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