教えてください（厚生労働省の自浄作用について） ... 村木さんの事務局長内定を知り、どうしても理解できないでおりま…

Question

教えてください（厚生労働省の自浄作用について）
...
村木さんの事務局長内定を知り、どうしても理解できないでおります。

「管理不行届」の観点で
管理職として部下の行為に対する引責がないのは何故ですか？.
村木さんご自身＆ご家族におかれまして『大変であったろう』と思える節もあります。
それでも、今はやりの「正義」のTV講義や「原因と結果の法則」等の哲学的観点で考えると、村木さんご自身が招いた原因が『無罪でありながら一連の出来事を引き起こした結果』と考えてしまいます。

企業法務を学習し、多くの判例を読み、
各国アメリカ・ヨーロッパ（イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・スイス）の状態も知りました。
それで疑問が沸きました。

係長さん（村木さんの直下の部下だった）が独断で不正な証明書を発行したと村木さんの裁判でも証言されました。
調べた限り、多くの組織（厚生労働省＆人事院＆地方警察署＆NTTを除く）では、
部下の行為の引責を管理職“も”とっています。

多くの組織（国内外）では、その部下が推定無罪のときから
当時の管理職（村木さんの立場にある人）は、
一線を退く人事発令を出されてしまうor管理職が自ら退く。

けれど、厚生労働省は、そういうことはないようです。
通勤時にキセルをした厚生労働省の国家公務員一種の職員さんの場合も、その職員さん自身が職業上でのペナルティを受けただけで、キセルをした期間の直属の上司たちに部下の管理不足のペナルティは課せられない＆部下の管理不足は問われていない。
引責は、頂けない行為をした本人だけ
管理職は「部下が犯行に至った引責は無い」という徹底した個人主義が貫かれているようです。

NTTを除く上場企業（民間企業）は、
直属の部下の行いに関して、直属の上司の引責がある。
だから、管理職も部下に関心を持って接する。
結果として管理が行き届いているから不祥事が起きにくいと、企業法務の考え方では提唱されています。

優秀な村木さんが事務局長としてご活躍されるのも国の糧になるのでしょうが

村木さんと同じようなケースで一線を退いた方々の講演・著書・意見表明等では、

部下の管理不足を自省され、
なぜ、直属の部下が、独断で不正行為に至ったのか？

管理職として直属の部下をどのように管理していたのか？

どの点が至らなくて部下の不正行為を招いたのか？

を詳らかにされ、
再発防止に活かして欲しいと企業法務・管理職教育の題材として提供されます。

【質問②】
厚生労働省が、自浄作用・再発防止の一環として
（検察の内部調査のように）
村木さんの課長時代の管理職としての有り様に関して、何ら検証を行なわないのは何故ですか？

Answer 1

村木さんは限りなく黒のグレー
たまたま検察のミスで無罪放免だが、どうなることやら？