今年は、ＭＡＲＣＨや日東駒専クラスでも何か強力な国家資格やアピールポイントがないと企業から内定を獲得するには厳しいと叫ば…

Question

今年は、ＭＡＲＣＨや日東駒専クラスでも何か強力な国家資格やアピールポイントがないと企業から内定を獲得するには厳しいと叫ばれています。就職氷河期と昨今叫ばれています。自分は、地方の私立大学に通っている２年生ですが、
有力大学ですら、就職が厳しいと報道されています。
明治や日大クラスでさえ悲惨な状況だとしたら、
学歴のない人たちは、何処で、差をつけて就職活動すればよいのでしょうか？
教えてください。

よろしくお願いいたします。

Answer 1

あなたの言う明治や日大クラスの大学に通い、今年就活を終えた四年生です。

初めに断らせて頂きますが、あなたが言うように、学歴である程度を判断する企業は確かに存在します。書類ではじかれて、会ってもくれない会社も中には存在するのです。しかし、そんな事を今更気にしていてもしょうがないです。そのような企業だったら「ここは学歴で人を区別するような会社なんだ」と思えばいいだけです。もしあなたがそんな企業で働けることになっても、きっと楽しいことなんてないでしょうから。

さて、ここからが本題です。
確かに「何か強力な国家資格やアピールポイント」があることに越したことはありませんが、それらより、より効果的に他の学生と差をつける方法があります。
それは、「『この業界で、この会社で働きたい』という熱意を持ち、積極的に行動する」ということです。
仮にあなたが出版業界への就職を希望していたら、その業界や企業が催すインターンシップ、イベント、ワークショップやOB訪問などに積極的に参加して、その業界ですでに活躍されている先輩方にお話しを伺いましょう。（その業界でアルバイトをするなんかでもいいですね）
もちろんそれで俗に言う「コネ」などを作れる可能性は十中八九ありません。しかし、それらに参加することによって、「その業界で働いている人の雰囲気」や「その業界、企業が必要としている人物像」などの情報をあなたは肌で感じ取る事が出来るのです。つまり、それは「他の学生と差をつける、より緻密な志望動機を作成できる」ということです。
また面接時には企業の採用担当者に「この子は出版業界の事をよく調べてきてるな」や「本当にウチで働きたいんだな」とあなたの熱意を伝えることも容易になるのです。
残念ながら、そのような催しは東京や大阪などの都会に集中していますが、情報を集めるために地方から積極的に参加してください。その積極性もきっと選考時に評価されるはずです。信じられないかもしれませんが、実はそのようないかにも漠然とした「熱意」やら「積極性」などが、他の学生と差をつける有効打になるのです。

東京の大学に進学するために上京した地方出身の私には、あなたのように地方の大学に進学した友達がたくさんいます。彼らの多くは、地方なので情報が少ないのか、「動き出し」が遅く、積極性に欠け就職活動に苦しんでいました。私はあなたにもそんな目に会ってほしくないのです。

幸い、あなたはまだ大学２年生で時間があります。事前に積極的に動くことが大切です。より多くの情報を手に入れるために、足を使ってください。そして面接では自分の「熱意」を「積極性」をアピールしてください。

到らないアドバイスですが、参考にしてくれたら幸いです。