舞妓さんについて質問です。 私は以前、舞妓さんになるのは大変で 途中で諦めてしまう人も多い、と聞きました。 …

Question

舞妓さんについて質問です。

私は以前、舞妓さんになるのは大変で
途中で諦めてしまう人も多い、と聞きました。

具体的には舞妓さんになるまでの
辛い事や苦労する事、大変な事などには
どのような事があるのでしょうか？知っている方がもしいらっしゃれば
教えていただけませんか？

Answer 1

以前、祇園で舞妓さんを挙げたときですが・・・。

お茶屋さんに「仕込み」さんと一緒になりました。
舞妓さんの前の段階の女の子です。
年は15歳！！！飲んでいた時間帯は夜の11時でしたので驚きました。

中学を卒業して住み込みからスタート。
外出は必ず着物や浴衣、話す言葉は京言葉（京都弁とは異なります）

中学を卒業してすぐに親元を離れ稽古に規則・・・。
相当覚悟が必要ですよね～。
私生活もチェックが多く入りますので15,6歳の女の子にはツライのでは？
親への説得も大変なのが予想されます。

ちなみに京都に友人も数人いますが
京都民で舞妓になりたいと言っても許す親はほとんど居ないそうです。
地方の女の子が多いみたいですが10代で親元を離れ知らない土地で
修行ってのは今どきの子ではツライと思います。

Answer 2

現在21の女です。私は舞妓さんになりたくて中学卒業後すぐ京都へ行き置屋さんで修業していました。ですがはやり耐えられなくなり途中で断念してしまいました。……今更ながら後悔していますが(;^_^A

まず私は他県から来ていたので京言葉に苦戦しました。最初は恥ずかしいしうまくしゃべられなくて細かく注意されつつ、必死に覚えて話していました。

他には、置屋生活のなかでやることがたくさんです。覚えることが山ほどあります。お姉さん達の名前も覚えなくてはいけないし、家のなかのどこになにが閉まってあるかも覚え、雑用もこなし、礼儀作法に立ち振舞い、おつかいもするし、のちのち着物の着方、舞、お三味線、鳴り物や茶道などのお稽古もはじまります。頭がパンクするほどあるんです。それでもちょっとずつ覚えていけるんですけどね。それについていけない子もいましたよ。
あと、やはり中学生だったころに比べると真逆の生活になりますから、それに耐えられない子もいると思います。自分の時間なんて寝る時ぐらいしかないですからね。自分のやりたい事もなかなかできません。寝る時間といっても夜中の３時ぐらいになりますし。とゆーのも舞妓さん姉さんや芸妓さん姉さんが帰ってくるのが2時くらいですから。あとホームシックになる子もいました。あたしもなりましたから(;^_^A
あと置屋のお母さんは厳しい方が多いです。厳しく叱られて耐えられない子もいたと思います。あたしも何度も叱られよく泣きました。私の場合、考えが甘かったみたいです。歳とるにつれてあの時叱られたのは自分の為だったと気付きました。その時に気付きたかったです……。華やかに見えて、大変厳しい世界です。甘く見て入っても簡単になれるものじゃぁありません。