解決済み
「社会教育主事」「社会福祉主事」「博物館学芸員」「図書館司書」の資格について。これらの資格は、取得したからと言って就職できるわけではないし、「資格」も、あまりに倍率が高かったり採用が難しいと とっても意味ないのでは?と疑問なのですが、 実際どのくらい汎用性があるのでしょうか? 司書などは、採用が難しいと聞きますが・・・。
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教育職の者です。ご質問の資格の中では,学芸員だけをもっています。 ふつう資格というものは,専門分野の知識や技能を証明するものだと思います。ですので,資格に汎用性を求めるのは,お門違いではないでしょうか。本当に汎用性の高い資格というのは,自動車運転免許くらいだと思います。TOEICやTOEFLは汎用性が高いとは思いますが,資格というよりも検定ですね。 図書館司書の資格は,司書にとっては必要不可欠ですが,その他の職の人にとっては無意味です。また,社会教育主事や社会福祉主事の資格は任用資格とも呼ばれ,その職に就いてはじめて,資格として有効となります。このような,誰にでも取得できる教育・福祉系の資格をいくら揃えても,その職に就かなければ何の役にも立ちません。 また,学芸員資格を取得するには,「博物館実習」が必要ですよね。その職に就く気も無いのに実習に参加するのでは,受け入れ博物館にとっても大きな迷惑だと思います。 就職に関しての情報を1つ紹介します。毎年,約1万人が学芸員資格を取得するのに対して,博物館に就職できるのは約60人しかいません。1%未満ですね。 (文部科学省)http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/gakugei/1283534.htm いろいろ厳しいことを書きましたが,資格というものは有用さとは別に,本人の好奇心から勉強して,取得する場合もあります。勉強すること自体は悪いことではありませんので,役に立つ,立たないは別として,勉強のために取っておくという考えもあっていい気がします。 【追記】汎用性という点で,1つ追記しておきます。もし,学校教員を目指すのであれば,社会教育主事や学芸員は教育関連の資格なので,将来役立つかもしれません。人事異動で,社会教育関係機関や公立博物館に配属される可能性があります(あくまで可能性です)。
なるほど:1
汎用性ですか…。 図書館司書は資料の探し方や請求方法、分類を学べるので、社会に出てからも使えると思います。 仕事で必要な資料を探したり。 ただ、「資格を活かす」というより「技術を活かす」になりますが。
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