音楽療法士とは、具体的にどんな仕事ですか。

Question

音楽療法士とは、具体的にどんな仕事ですか。

Answer 1

理学療法士、作業療法士、精神療法士、音楽療法士と医療関係の仕事です。CDを聞かせて、精神状態を安定させるお仕事ですが、なかなか定着はしていません。求人も見た事もないし、テレビでは、見た事ありますが、

Answer 2

音楽療法士とは、音楽を使って患者さんの身体機能や、精神状態、感情、行動、などの維持または改善を図る手助けをする仕事です。音楽療法の介入に際し、音楽療法士の目から患者さん診断、症状に応じての介入方法、介入後の結果を細かくチェックします。私はアメリカで音楽療法士をしているので、日本での詳しい情報はわかりませんが、こちらでは色々な場所で療法士が活動しています。たとえば、障がいのある方々へ音楽を通して、学習の手助けをしたり（歌を通して単語を覚えたり、会話の機能の発達など）、運動障害のある患者さんや、怪我のためのリハビリを、楽器の演奏を通して、その運動機能の維持、向上図ったり、認知症の記憶力の低下による、鬱、徘徊、問題行動などの進行をできるだけ抑えるなど、多くの場面で音楽療法が行われています。その他、精神病院、刑務所、ホスピスの様な場所でも、音楽療法士は働いています。大抵のアメリカの施設では、医師、看護士、ソシャルワーカー、作業療法士、などの他の分野の人とチームを組み、患者の治療にあたります。

国によって音楽療法のアプローチは少し違うかもしれませんが、沢山の音楽療法の本が発行されています。少し目を通してみると、もっと詳しく音楽療法について理解していただけると思います。