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広告業界、広告代理店で「ゲタ掃く」って何ですか?うすうす想像はつきますが、大手広告代理店の営業様と飲む機会がありまして、…

広告業界、広告代理店で「ゲタ掃く」って何ですか?うすうす想像はつきますが、大手広告代理店の営業様と飲む機会がありまして、「いや~、8月ってさあ、去年は選挙があったから売り上げが良かったんだけど、今年はないから新聞、ラジオ、テレビで高ゲタ履いて利益だしてなんとかしたよー」と言ってました。発注する側によくもこういうことをポロっと言うなあと思いますが、この「ゲタ掃く」の意味をリアルに知りたいので解説をお願いします。

補足

某広告代理店の営業様いわく、媒体社からきた価格を思いっきりダンピングすることで、利益を出したようなことを行ってました。雑誌社さんらしいですが、私は発注側としてやりすぎだと思うので、今後は雑誌社さんと直でお取引をすることにしました。だって、うちの評判が悪くなってますから。あそこは安すぎると。ちゃんと支払いますよ!

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    「ゲタをはく」「パッチをはく」とは普通の広告代理店マージン以上の利益を出すこといいます。 【普通のケース】 広告主からの予算 1000万円 広告代理店マージン(20%) 200万円 媒体への支払い 800万円 儲けは200万円。 【ゲタはき取引】 広告主からの予算 1000万円 広告代理店マージン(20%) 200万円 媒体への支払い 600万円 ダンピングによる利益 200万円 儲けは 400万円!通常の広告代理店マージンは15%~20%ですので、この場合は40%のマージンになります。 まさに補足でお書きになられているように、媒体社側に圧力をかけ、強引に値引きすることで利益を出すことを言います。一部の広告代理店では、こういった手法ができることこそが「一人前」とされるようです。 お書きになられているように直でお取引できるのなら、それに越したことはありません。完全に広告代理店の顔を潰すことになりますが、御社の評判を考えるなら致し方ないでしょう。必ず広告代理店を通さないといけないというルールはありません。慣習です。しかしながら、逆に言うと、広告代理店がいくらで仕入れて、いくらで売ろうと、これもまた自由。怖い商売ですね。

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  • >発注する側によくもこういうことをポロっと言うなあと思いますが 私も同感です(笑)私は制作側ですが、こんな相手とは二度と仕事をしません。 広告代理店の利益は本来、営業管理費等の管理費および内製化したデザイン費などが相当します。外注仕入に対して、不当に高い掛け率(見積上は見せません)を上乗せすることを「ゲタ」といいます。菓子折で言えば上げ底ですね。 よりリアルに…で言えば、通常単価が見えにくいものに対して(オリジナル製品や割引率の高い媒体。大手さんでしたら定価で媒体を買ったりはしていませんから)上乗せしていきます。 通常はあり得ないのですが、ごくたまに、雑誌などで数ページの契約済み企業が広告をやめてしまい、当て込んでいたページが作れなくなり、定価の90%引きなどといった破格広告ページが出たりします。こんな時は高下駄のチャンスで、クライアントさんには「特別に今回は6割引で出します!」と言って3割の利鞘(通常はあり得ません)と管理費を抜く…といったゲタのはきかたがあります。また、広告慣れしていないお客様によるグロス出稿(まとめて○○回といったお約束)の場合は、定価よりずっと安く購入した媒体に「いや~、割引がきついんですよ、あと○○くらい上乗せしていただければもう少し単価下げられると思うんですけど…」などと交渉して、実質利益率にゲタを履くこともあります。 また、非常に難易度が高かったり、クライアント側が媒体費の価格のみにあまりにこだわり、まともな制作費が出ないときには、項目の振り替えとして媒体費にゲタを履かせて、その分を制作費に回していることもあります。見積上の配分調整ですので、これはおそらく「売上の善し悪し」とは関わらない、創意工夫の世界であると考えてよいと思います(こういうクライアントさん、結構いらっしゃるんです。「コピーは20文字なのになんでこんな値段なんだ! オレでも書ける!」と言い出す人とか(笑) 同業者として思うのですが、これは媒体代理業であって広告代理業ではありませんよね。単なる媒体の卸屋、ブローカーです。残念ながら日本の広告業界はこうした多くの力ある企業で成り立っているのですが…。 解説というかボヤキというか…になってしまいましたが、ご参考になれば幸いです(笑) 【補足、拝見しました】クライアントさんへの出し値をつり上げるのではなく、反対に媒体社(仕入先)を泣かせるというゲタのはきかたですね。相手は雑誌社さんですか…。4媒体の中では、今一番弱っているところです。 雑誌不況はご承知のとおりで、広告出稿が減ったことによって潰れる本もたくさんあります。広告依存体質で雑誌が成り立っていることも問題なのですが、それを我がものにコントロールする(していると思っている)代理店営業マンさんのしたり顔が目に浮かびます。貴社が直接お取引できるのであれば、それが雑誌社にも貴社にも一番だと思いますが、このようなときに営業権益を振りかざして嫌がらせをする下手野郎もいますので、そのあたりはお気をつけください。 私自身は媒体購入と制作を分離して考えていますので、クライアントさんから直接制作をお預かりすることもあります。そのようなときには、クライアントさんの立場で指し値をし、その価格で媒体を買ってもよいと思います。困った時の代理店頼みでもよいと思いますし、本来はメディアバイイングエージェンシーとしてのスペシャリティはそこにあるのですから。 めんどくさがらず、ドブ漬け接待に屈せず、より正統でよい仕事をしたいと考えるクライアントさん、うらやましいなぁ。貴社のような会社と仕事ができると楽しいです!

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