社内の選挙活動･･･。 会社の社長が選挙に立つことになり、会社内で選挙後援会活動が始まりました。

Question

社内の選挙活動･･･。

会社の社長が選挙に立つことになり、会社内で選挙後援会活動が始まりました。社員の活動内容は、就業後(夕方5時から)後援会に登録していただいた方への電話かけ・日曜日にビラ配り、
選挙期間中に選挙カーに乗ることです。
ウグイス嬢や手を振っていることをするそうです。

電話かけは今日から始まりますが、常務に『絶対に退勤カード押してからやってね！』と言われてます。

会社の休みは日曜日のみですし、退勤後に電話かけをするなんてとてもイヤです。
断ることも出来ません。

とても困っています。
どうにか活動に参加しなくてもいい方法はないでしょうか？
ちなみに選挙は11月です。

補足

会社を辞めるしかない というのは勘弁してください＾＾；

Answer 1

常務がなぜ「絶対に退勤カード押してからやってね！」と言っているかと言うと、選挙運動を業務命令でやらせる事を公職選挙法が禁じているからです。
もちろん、その選挙運動に対して賃金を払ってはいけないし、また強制することも違法です。
（休日に選挙運動に参加するのにあたって交通費を支給したり、常識の範囲内の食事やお茶などを支給する事は可）

従って建前論だけで言えば、あなたは後援会活動を正当に拒否する事ができます。

ただし、かなりの決意は必要になっちゃいますよね。
そのような形で暗黙の強制参加のような状況が作られている中で、たったひとりで抵抗するにはかなりの覚悟が必要になるでしょう。
クビになったりでもすれば不当解雇で訴訟を起こせるのでむしろ話は簡単ですが、無言のいやがらせをされたり、証明しづらいような差別評価をされたりという状況で“居づらい思い”をさせられる程度の場合、非常に難しい事になってしまいます。

職場の周囲に同様の不満を持っている人がいれば、その人と相談して専門家に相談してみてはいかがでしょう。
会社に労働組合があれば、組合の委員やその顧問弁護士さんが一番身近な候補です。
労働組合がなかったり、あってもほとんど会社の言いなりであるような場合は、ネットで調べれば無料相談に乗ってくれるような法律事務所はすぐに見つかりますよ。
もちろん無料なのは相談までで、その先実際に行動を起こしてもらう壇になると成功報酬は必要になってしまいますけどね。

がんばってください。