特別支援学校あるいは特別支援学級で「自立活動」を担当できる資格です。この資格は教員資格認定試験でしかとれません。 現職教員の人がこの試験を受けて合格した場合には、免許された障害種について専門知識を持っている専門教員として認知されます。講演会の肩書きに「特別支援学校自立活動教諭」と書いている人を何度か見かけましたので、一般教員と区別される専門教員としての位置づけがあるのかもしれません。 他方、教員免許を持っていないリハビリ系専門職やその他さまざまな経験を持っている社会人がこの資格を持つことで教 員 として学校で働くことができるようになります。ただし例えば非常勤の登録などでも基礎免許を要求されるので、この免許単独では非常勤登録自体が難しいこともあります。 この免許単独では自立活動は担当できますが、教科は担当できないと思います。これが一番大きな違いかもしれません。小学校などの基礎免許があれば担当できます。 特別支援学校教諭免許は、特別支援学校の教諭免許ですが、認定試験では取れません。大学で必要な単位を修得し卒業することで得られるものです。基礎免許があることが前提で、あとから通信課程などでとることもできます。 現実的には自立活動教諭の採用枠はきわめて限られていると思います。採用試験も全国的にみればちらほら行われていますが、障害種によってばらつきがあったりしています。これは特別支援学校では特別支援学校の免許がなくても特別支援学校で教えることができますし、自立活動の免許がなくても自立活動は実際には多くの教員が担当しているからだろうと思われます。
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