言語聴覚士になるために。

Question

言語聴覚士になるために。私は言語聴覚士を目指しています。
大学も、言語聴覚士について学べる大学を目指したのですが
センターで失敗して別の大学に入学しました(経済学科です)

私は言語聴覚士になるという夢を捨てきれないので、
大学を卒業後、就職して金銭面を工面してから専門学校に通おうと考えています。

そこで質問です。
言語聴覚士という仕事については様々な本を読みました。
今からできる言語聴覚士になるための勉強はどんなことがありますか?
(科目など)

補足

金銭面の工面ができたら仕事はやめるつもりです。
経済学科に入学したのは、幅広い企業に就職できると勧められたから。
一時の仕事だから…と適当に就職せず真剣に選んで真剣に働きたいのです。

福祉の国公立大学を受験しましたが不合格でした。
大学をやめて別の学校に入るという考えはありません。
経済もそれなりに楽しいですし。

でも最終的な目標は言語聴覚士になることなので
専門学校に行こうと考えています。

Answer 1

現役言語聴覚士です。
もうご存じかも知れませんが、理学療法士・作業療法士にない、言語聴覚士だけの過程があります。
それは「４年制大学卒専門学校2年課程」というものです。いわゆる一般教養を大学で終了しているため、専門教科だけを集中して学ぶというスタイルです。これは言語聴覚士にのみ認められている過程なんです。どんな学部でも4年大学を卒業していれば専門学校の2年課程を修了後、国家試験受験資格を取得できます。ただし、昼間部です。だから仕事をしながらというのは無理ですね。私はこの過程で言語聴覚士になりました。

大学では文学部で現代文学を学んでいました。
大学卒業してすぐに専門学校に入学（いわゆる「現役」）しましたが、クラスメイト40人中現役はたった9名でした。
あとの36名は何らかの社会経験を積んで、言語聴覚士を志した人たちでした。元ファミレスの店長さん、元中学の先生、元デパートガール、元やり手のカーディーラー・・・などなどいろんな経験を持った人がいました。年齢も30代・40代の人もいました。みな言語聴覚士になりたいという強い信念を持った人ばっかりでした。社会経験という荒波にもまれてきた人たちは本当に勉強熱心でした。
たった2年で、国家試験をクリアするための勉強をしなくてはいけないというのは、本当に非常に大変なことでした。
入学したら専門教科の講義が怒涛のごとく始まります。月曜から土曜まで、9時から18時まで、毎日授業はぎっしり、数ヶ月間、日曜の集中講義が入って、全く休日がないこともありました。テストもほんとに大変。実習なんか、卒業試験の10日前までやってました。今でもぞっとするほど、ホントに大変でした＾＾；

4年制・3年制の学生と全く同じ知識をたった2年で詰め込んで、国家試験に臨みます。
2年間というのは、本当に厳しいんですが、非常に濃厚な時を過ごすことができ、今の自分の糧になっています。

ここまで熱く語りましたが＾＾；
今大学生なのであれば、言語聴覚士とはどういうものか、という大まかな知識や、一般的なリハビリの体験記のような書籍などを読んでみるとか、まだその程度で十分と思います。（専門学校に入れば、どのような勉強をすべきかが分かります）
そして、大卒後、何らかの職に就くのであれば、その時になるべくたくさん資金を用意してください。
特に専門学校時代は、勉強が忙しすぎてバイトがほとんどできませんでした。実習なんかでは家も空けなければいけないですからなおさらです。私も親に迷惑をかけました。大学の学費に加えてさらに・・・。私は就職して少しずつですが返済しました。
専門学校の入学金、医学書などの教科書代、学費、生活費、実習費・・・お金は必要です。安心して学業に専念するためにも。

社会経験を積んでセラピストになるのは悪いことではないと思います。
少し遠回りになりますが、でも、それを最小限に抑えるため、2年課程を選ばれたらどうでしょうか。
私の夫は、理学療法士ですが、大学（経済学部)卒業後、金融関係の職に就き、その後専門学校(3年間）へ行って30歳のときに今の職につきましたよ。
答えになっているか分かりませんが、夢を持ち続けていれば、かなうと思います。
言語聴覚士の先輩として、応援しています。

Answer 2

torinekobutasanさん

ありがとうございます。（御質問者様共々 私から差し出がまししく申し訳ございません、、、）
4卒後2年のコースですが、年齢制限見たいのは現在ありますか？
あと、社会人経験後大体何年くらいでなったほうが（勤務先機関等によるでしょうが、、、）ベターか？
（日本の場合再遅でも、、、30歳前後までには、、、コース変更を決めてやり遂げたほうが当然いいですよね？）

英国辺りだと、40前後でもかなりこうした変更してくる人も多いですが、日本は今度は勤務先で雇わない、、、
と言うことも多いですから、、、御主人も立派ですね。 これからの日本の高齢者社会を考えると、どんどんこうした
学歴、社会人経験を踏まえた人が多くなるように希望します。

＜とは言え、整骨院・鍼灸師さんの世界で、＜一般の人からの大量転入による＞少し過剰傾向も出てきているので、国とかの調整も必要かもしれません＞

とても参考になります。

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補足ありがとうございます。

そう決められているのでしたら、それで行かれてもいいと思います。

ただ、もう最初に言語聴覚士になろう、、、、と言う確固たる目標がお有りなのですから、
それなら、わざわざ４年間の学費を払って経済学部を出るのもどうなのかな、、、、、
（経済が楽しいのでしたら、それはそれでいいことですし、、、）（私個人は経済学部、、ケインズや財政でした。）

と老婆心ながら思っただけです。

人生の転機は学生時代の方がはるかに軌道修正しやすいのがまた確かで、私の周りにも、仕事をしながらその仕事と全く違った分野の勉強する、、、

って言われてる人も何人かいたのですが、両立が大変で、結局ほとんどが自分の希望はあきらめそのままサラリーマンで安住した、、、と言う人もいたので書いただけです。

例えば、会社入っても夜間（週末）ＭＢＡみたいなコースで勉強、、、って言うのは比較的うまくいきますし、（何よりモチベーションが仕事と同一ベクトルなので）のですが、全く違う分野を仕事しながら、、、ですとかなり大変、、、って言うのもありますから、、、

それに繰り返しますが、４年間（正式にはあと３年分）の学費払って、その後、就職して、言語治療のコース、、、って言うのが、どうしても結びつかない、、、と言うか通常では金銭的に余裕が無いとまず不可能な感じですので書いただけです。
（ごめんなさい、私自身結構金銭には執着心がある方ですので、、、、）

でもそう決められているのなら、それで行かれたらいいと思います。、もう大人になって上述で決定しておられるみたいですし、文章読む限りはもう確固たる決心をされていますので、自分が信じられる道を行かれたらいいと思います。
（決心がぐらぐらしてる人にはここまで言いません）

＊＊ このコースは前は下記所沢でのコースが日本の先駆者みたいなところがありました。 言語治療コース以外でも作業療法や理学治療にしても国立療養所（新潟の犀潟国立リハビリテーションセンター）とか、国立療養所のほんの一部しかなかったのですが、今はもう全国何百の大学とかで、理学療法、作業療法のコースをやっていますね。 （英国ではロンドンのSOUTH BANK大学がこの分野では強いです。） 少し知ってるコースだったので、ご質問に解答させていただいた次第です。

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それなら、今の大学辞めてその専門のコース行かれることを勧めます。

仕事をしながら、、、と言うとまずそれは不可能に近いくらい大変です。

経済学部出るメリットがどこにあるのですか？

福祉大学とか、（国公立なら）医学部保健学科とか、言語治療士、言語聴覚士を学べる学校はいくつかあります。

ネットでも調べればいくらでもコース案内は出てきます。

またあなた様がそこそこの学力がある方なら、所沢（埼玉県）の国立障害者リハビリテーションセンターでも言語聴覚コースが確かあると思いますので、問い合わせしてみてください。

http://www.rehab.go.jp/