環境系の公務員を目指しています。現在国立大学２年で、環境税や排出権取引などの環境政策について興味があり、将来は大学での知…

Question

環境系の公務員を目指しています。現在国立大学２年で、環境税や排出権取引などの環境政策について興味があり、将来は大学での知識を生かせる、環境政策に携わる公務員になりたいと思っています。国家一種だと環境省が考えられますが、自分の能力や倍率等を考慮して国家二種や地方上級をメインで狙いたいと思っています。そこで質問なのですが、

①試験科目は働く部署によって違うのでしょうか？？

②国家二種でも環境省で働くことはできますか？？

③国家二種、地方上級の具体的な働く場所（県庁？市役所？）を教えてください。

④国家二種と地方上級で給与の差はどれくらいでしょうか？？

幼稚な質問で申し訳ありませんが、どうかよろしくお願いいたします。

Answer 1

まず、分かりやすいため次のサイトを読んでください。
白鴎大学 法学部 公務員採用試験情報（http://hakuoh.jp/law/koumuin_shiken.html）
人事院 国家公務員 採用情報ＮＡＢＩ（http://www.jinji.go.jp/saiyo/saiyo.htm）

まず、国家公務員採用の全貌を話します。
国家公務員の人事は人事院が行っている。つまり、民間企業との違いは各会社に人事部があるが、国家公務員は各省庁に人事部がなく人事院が行っている。そのため、採用は人事院が行う。

国家公務員統一試験
↓
専門学科学力試験（技術職のみ）
↓
面接
↓
採用

つまり、技術系の職種は専門学科の試験が必要。ただし、事務職は関係ない。
最終的に何回かの面接でクリアーしないといけない。

国家公務員制度は、一種公務員はキャリア組、二種公務員は中堅、三種はノンキャリア。つまり、1種と2種の違いは管理職への昇進などに影響する。当然のことだが、事務次官は1種公務員しかなれない。事務次官は役人の最高の位。その上に大臣や副大臣など議員がいる。局長も同じである。
ただ、国家公務員なら採用人数が各省庁で決まっているが、競争は採用者数を上回れば大きくなる。つまり、国家公務員ならば全省庁に配属される。

国家公務員は日本国内に配属される。最悪、過疎地や農村もあり得る。ただ、地方上級は、都道府県なら県内に配属され、市町村だと市内に配属される。つまろ、国家公務員は全国のどこかになる。