通関士と貿易実務検定について

Question

通関士と貿易実務検定について私が勤務している会社では頻繁ではないのですが
ICを含むテスト用の部品をアメリカ本社に発送する業務があります。

該非判定書などの作成など今後その業務が拡大していくに伴い
上司に通関士か貿易実務検定の費用を出すので取得してみないかと
お話をいただきました。

販売用ではない試作品としての電化製品の部品の発送がメインになりますが
就職用の資格として有効とかではなく、どちらが実務に適した資格なのかを
知りたいのですが・・・・。

自分なりに調べたのですが、なかなか判断できず・・・。

上記の資格をお持ちの方、もしくは詳しい方
テストの難易度なども含めてアドバイスを頂けたら・・と思います。

宜しくお願いいたします。

Answer 1

現役の通関士で、どちらの資格も持っております。

実務を習得したいのであれば、公的な資格ではありませんが、貿易実務検定の方が
はるかに有効な資格です。INVOICEや、DRAFTの作成、B/Lの読み方など当面
貿易の実務をするのであれば、こちらの方が良いです。

通関士は誤解を招きやすいですが、通関業者の中にいて、通関士として税関から
認定されない限り、なんの意味もない資格です。試験の内容も輸入に偏っており
貿易実務の現場に出たときに遭遇する用語は殆ど知らなくても合格出来てしまう
という不思議な資格です。

余計な話ですけど、ICを含むテストの部品となると、貿易管理令で該当になる可能性が
極めて高い貨物と推測致します。貿易管理令の書籍を準備して、パラメーターシートの
読み方も平行して進められる事もお勧め致します。

Answer 2

貿易実務準Ａを持っています学生です。
通関士も持っています。

通関士は先の方が言っておられる通り、税関長に認定されない限り、意味をなさない資格です。
それより実務の勉強をされたほうが大きく役に立つような気がします＾＾