ペットショップってどんな感じなんでしょうか

Question

ペットショップってどんな感じなんでしょうかバイトを探していますが動物が好きなのでどうせならペットショップで働きたいと思っています。
好きだけで出来るようなものではないと思っていますので多少なりとも知識が欲しいです。
ペットショップで働いている人の意見を参考にしたいと思っていますのでお願いします。

Answer 1

はじめまして。

どんなペットショップで、何を担当されるかによっても相当変わると思います。

私は大手総合ペットチェーン数社に１０年勤め、独立しました。

例えば、レジや用品担当であれば、動物好きなだけで成り立ちます。
動物に触れられないだけで、イメージとの乖離は少なくて済むでしょう。

ただ、生体担当となればやはり、ある程度の割り切りが必要になるのも事実です。
別に「ペットショップの裏側は残酷だ」などと論じるつもりはありませんが、動物が死ぬ、という面から話を始めるなら、
魚は日々、かなりの量が死にますし、小動物でも少なくはありません（主はハムスター。その他はちゃんとすればそう簡単には死にません）。
犬や猫は流石に少なく、私の経験上では２頭程しか見ませんでした。
昆虫は時期が来れば大量に死にますし、爬虫類も小型のゼニガメ等が死ぬ事は日常茶飯事です。

設備の不備により、生体が死に至る場合もあります。
実際にあったのは、新しいお店で、小動物専用の部屋を設けた際、換気の勢いが強すぎて夜間その部屋は外と同じ気温にまで下がっていたのです。
出勤時には幾分寒さも和らぎ、ヒーターも設置していたので気づくのが遅く、かなりの数の小動物が調子を崩しました。
この場合には換気扇を止めるだけで解決でしたが、コストがかかる改善をしなければならない場合、大半の場合は改善策に難色を示されたり、却下されたりします。その場合は支持療法しかできません。

犬や猫は流石に火葬していましたが、その他は基本的にごみ箱に捨てる事になります。
ただ、正直に申し上げてある程度は仕方のない部分がある事も事実です。
流通上、輸入され、そう日を置かずにショップにまた輸送されてくる為、肉体的にも精神的にもストレスを抱えている事は確実で、どうしてもリカバリーできない個体は確かに存在しています。

また、コストの都合上、犬や猫以外は殆どの場合、獣医にかかれません。

本当に恐ろしいのは、働いていればほぼ確実にこれらに慣れてしまう事です。
仮にハムスターが共食いしていようと、放置出来てしまえるほどに慣れてしまいます。それを子供に指摘されようもんなら悪態をついてしまうぐらい。
おそらく、大多数のペットショッパーが一度は至る境地でしょう。
私も例外ではありませんでした。
そして、この段階で止まっている人間が多いので、今のペットショップは異常な程に酷評されるのだと思います。

これを越えた所、あるいはこれを避けた所には、「動物たちが死ぬのは自分のせいだ」という境地があると思います。
慣れてしまってる人たちは、「動物はこれぐらい死ぬもの」と思っているので、今以上死なせない事にもう一つ必死ではありません。
まあ死亡は損金なので、少ないに越した事はない。程度です。

必死でやれば、実際に相当の命は救えます。

また、最初はどうにもできない会社的な部分も、そこはビジネスだからこそ、「数字で黙らせる」という方法もとる事が可能です。

「こいつの言った通りにやれば、数字が出る」と思わせれば勝ちです。何でもできます。嫌なお客さんに生体を販売しない事も全然できます。
事実、私は売っていませんでしたし、上司から何か言われればビジネス論でねじ伏せました。

長々と書いてしまい、わかりにくいかと思いますが、
「動物が死ぬのは自分のせいで、自分の手元に来た生き物は全力でリカバリーして見せる」という強い意志と、「ビジネスの力」を両立できれば、動物好きな人には天職になり得る仕事だと思います。

お伝えしきれない事は沢山ありますが、少しでも参考になれば幸いです。
もし、具体的に知りたい事があれば、補足下さい。
できるだけ返答させて頂きます。

Answer 2

ペットショップで働くのは大変そうですし見た目からは分からないことも多そうですね。店の実情などは分からないと思いますが店長さんや店員さんのブログなどがあれば少しは分かるのではないでしょうか。
ここなんかは店長さんがブログを始めたところみたいなので他では書けないことなどをうっかり書いてくれるかもしれませんよ。
一口にペットと言ってもいろいろいてますので苦手な動物もいてるかもしれませんね。
http://nobodyshoot1181.blogspot.com/