解決済み
世界遺産に携われる仕事がしたいのですが、どういった仕事が世界遺産に携われるのかわかりません。 親切な方、教えて下さい。
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考古学者で内外の世界遺産の遺跡発掘と保全に携わっています。 世界遺産に関わるといっても職種は様々。世界中の世界遺産に関わりたいならユネスコ職員。これは国連職員採用試験に合格しなくてはならず、相当の語学力が必要。国内なら文科省内の国内ユネスコ委員会もしくは文化遺産なら文化庁、自然遺産なら環境省。但しこれらも人事異動で関係ない部署に配属される可能性もあり、主に法律面での保護活動になります。またユネスコの世界遺産保護担当になれば戦場に近い場所へ赴くこともあります。 現実的には国内のどこか一カ所に特化する方法。例えば姫路城の専門家を目指すなら姫路市職員(地方公務員)になればいい訳です。この時、建築史学や美術修復などを学んでいれば、他の部署に回されることもなくなります。他には宮大工になって修理に参加するというのもユニークな選択肢ですが、一度補修すれば百年は保つ木造建築で十件程しかない国内文化遺産の修理に生涯巡り逢えるかどうか? 海外で活動するなら語学力(保存計画書や報告書を書かねばなりません)+最後は体力の世界。自分は40゜cを超す衛生状態の悪い中で作業することが多いです。 そして一人前として認められ仕事を任されるようになるには10年以上の経験が必要です。どのような分野で活動したいのかを絞り込み、大学で専門知識を身につけ、ご自身が30代半ば過ぎる年齢になるまで、夢を持ち続けることが大切です。 一つの助言として、既に登録されている世界遺産でなく、将来なるであろう候補の中でまだ専門家が少ない分野を狙うのは手かも知れません。例えば富岡製糸場のようなレンガ建築についてはまだ専門家が多いとは言えませんので。参考までに。
なるほど:8
携わると言ってもいろいろあります。 日光の東照宮の近くのおみやげ屋さんもそうでしょうし、京都のタクシーの運転手もそうでしょう。 より深く、本質的に働きたいというのであれば公務員が一番ではないでしょうか? 環境省や文化庁に入るか、世界遺産を抱える都道府県or市町村に入るのが一番でしょう。
各世界遺産は各国の環境省、もしくは、それに準じた機関(パークレンジャー等)と地元団体が保護、管理、運営を行っていますが... 「世界遺産を有する自治体の公務員(嘱託)になる」 しかないでしょう。 例えば京都には文化財調査研究センターというのがありますので求人情報を欠かさずチェックしてください。 また文化財調査の嘱託調査員等の募集もあるみたいですよ。
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