海上保安庁と海上自衛隊に友人がいます。 お互いの官庁に業務によって得手不得手があるので補完しあう関係のようです。 例えば海上警察活動は海上保安庁しかできませんし、水路測量も海上保安庁に一日の長があります。 平時は海上保安庁の方が活躍できる場が多いです。 逆に、海上保安庁の装備では対応できない海難、例えば暴風時の海難だと海上自衛隊のヘリでしか救助できないことがあります(海上保安庁が軍用に生産された揚力の大きなヘリをもてない為) また、外洋の海難では自衛艦の方が早く遭難船舶に駆け付けられる事も多いそうです。 当然、装備の面では有事に備えている海上自衛隊の方がはるかに上ですし、有事の際に海上保安庁は自衛隊の傘下に入ります。 元々海上保安庁と海上自衛隊の仲が悪いとのうわさが広がった原因は、創立時の海上保安庁には、元商船乗りで海軍に徴用されて大本営に良いように使われ、激戦区で戦闘に参加した方が多く、元海軍軍人や海軍が中核になった海上自衛隊に対して反感があったようです。 現在は世代交代が進み、お互いの幹部職員が歩み寄り、立場の違いを認めたうえで協力しあう良い関係のようです。 学力の点では、単純に海上自衛隊の方が人員が3倍も多いので結果的に競合して高くなるのでは無いでしょうか。
海自と海保の接点は少ないようです。 海自は有事の際の防衛と海外派遣任務などを担当し、海保は海上事故の救難活動や犯罪取締りなど警察に近い任務を担当しています。海自は外国の軍隊などと協力して活動する機会が多く、海保は日本国沿岸が主たる活動範囲です。 学力に関しては不明ですが、以外にも旧帝国海軍の色合いを強く残しているのは海保です。船内での格闘や銃撃戦の訓練などもあり、規律の厳しさでは海保が上だと思います。
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