造園・緑化業界における女性の立場について質問です。

Question

造園・緑化業界における女性の立場について質問です。現在、将来の職業として、造園会社に就職し、現場を経験した後に、
設計部門に行き、設計業務に就きたい、と考えているのですが、
この様な道は、やはり女性には厳しいのでしょうか？

Answer 1

ご自身の将来に対して明確なビジョンがおありのようなので、後はやる気とガッツさえあればなんとかなるでしょう。

世間では男ばかりの業界と思われがちですが、造園に限らず土木・建築関係の現場施工管理者にもたまに女性がいるんですよ。
某中堅ゼネコンでは、ある現場のスタッフを女性だけのチームにしているのを見たことがあります。
設計・積算業務ならむしろ女性のほうが得意でしょうし。我社もそうです。

5年程前に一級造園施工管理技士を受検しに行ったときは、会場に女性の方が沢山いましたよ。

Answer 2

私の知り合いにも何人か女性の職人さんがいますが、なかなか大変なようです。
現場では力仕事が多く、どうしても力負けしまうので・・・。みなさん1級造園技能士を持っておられるので、重たい手水鉢なんかもなんとか動かせる技量はあるのですが。
あと、一番の問題はトイレで、何もない場所が多く大変苦労されているようです。

設計を中心にＣＡＤなどを勉強して、ちらりちらりと現場をのぞくのがいいのではないでしょうか。
現場監督は工期が遅れると徹夜でも作業しなければならず、下請けに気を使ったりとかなり大変です。当然、報告書等の書類も山積みとなります。

Answer 3

あなたの能力と運によりますが、その道は普通の男にとっても十分に厳しい道です。

ただ、この分野は女性の進出が著しいものがあります。
また、中小の造園関係では有資格者（造園施工管理技士なんて誰でもとれるのでそれ以上のものです）が少ないので、ご自身の専門とする分野を確立し、測量、設計、監理ができるような資格と実力を身につければ、あとは運次第で出世も可能でしょう。

女性だからという理由だけで、不等な扱いをうけないとは言い切れませんが、それを言い訳にしたら、恐らく何もできなくなるでしょう。