解決済み
行政書士について 私は現在、高校2年生なんですが、最近やっぱり法律などを知っとくといろいろ便利なのかな~と思うようになりました。 そこで、「特上カバチ」というドラマを見て行政書士というのにちょっと興味を持ったのですが、どういう仕事をするのかいまいちわかりません。 なので、 1.行政書士とはどんな仕事をするのか 2.どんなことを勉強すればいいのか 3.どういう教材が必要か 4.就職には役に立ちますか? 5.行政書士とは関係ないのですが、就職に役に立ちような良い資格はありますか? ちなみに、簿記や情報処理などの資格は持っています! 法律や行政書士については本当に初心者です(>_<) 厚かましいですが、小学生でも分かるように説明しく下さると嬉しいです! よろしくお願いします!
735閲覧
いわゆる代書屋ですね。 個人や会社が、官公庁に提出しなければならない書類を代行して作成し、手続きをする。企業を設立するにあたって許可を求める書類をつくったり、飲食店の営業開始の申請書をつくる。また、個人同士や個人と会社が、土地や建物の貸し借りを行うとき、お互いの同意のもとに契約書を作成するような仕事もある。国家資格を取得し、行政書士会に所属して開業する。専門学校や通信教育で資格取得を目指す人が多い。 こんな感じです。どんな勉強って、もちろん法律と書類作成に関する勉強です。でもなかなか自力でこの資格をとるのは難しいみたいですね。通信教育や専門学校に通うなどして一定期間集中して勉強しないと、なかなかとれません。簿記や情報処理とはちょっとレベルが違うかも。 教材は通信教育やダブルスクールなど、人によって違いますが、興味があるなら本屋で行政書士の問題集を買ってみてはいかがですか。また、補助者といって行政書士の事務所で働きながら行政書士の資格取得を目指す人もいます。 資格なのでもっていて損をすることはありませんが、行政書士の事務所に入るわけではなかったり、一般の仕事につく場合は宝の持ち腐れになることもあります。秘書検定なんて楽にとれて認知度も高いのでいいのではないでしょうか。 蛇足ですが、カバチタレや特上カバチで一時的に志望者が増えたそうですが、実際には想像以上に地味な仕事だと思いますよ。弁護士でも司法書士でもないから仕事の範囲は決まってるし、法律に携わる仕事といってもその範囲というのは書類作成です。地味だけど細かい大変な仕事だと思います。事務所によって違いますが、給料も意外と安いし。その辺もよく考えておいたほうがいいと思います。
1人が参考になると回答しました
1. ①私が以前勤めていた事務所では、会社の設立をメインで業務を行っておりました。 お客さんからどんな業務をするのか、取締役(社長等)を誰にするのか、商号(会社の名前)なんかを決めてもらい、定款という会社の仕組みを書いた書類を作ったりします。その後定款の認証、法務局の登記をします。登記は行政書士の仕事ではないので、社長本人にやってもらいます。 ②建設業の許可、都道府県庁に書類を提出して新規で許可を取得したり、5年おきにある更新の手続きをおこなったりします。 同じような業務で宅建業や風俗営業の許可もあります。風俗といっても性風俗とキャバクラなどの風俗業があったりします。 許認可は数え切れないくらいに種類がありますので、みんながされてない分野を開拓すればチャンスはあるのではないかと思います。 ③内容証明郵便の作成、送付 特上カバチにでてきたのはこの書類です。だいたい2万円くらいから作成しています。 お客さんの状況を詳しく聞いて、法的に出来ることを考えアドバイスをし、お客さんに変わって書類を作って相手方に郵便局の証明付きで送りつける訳です。相手方に1通、お客さんの控え1通、郵便局に1通と計3通の書類をつくり、郵便局が確かに送ったことを証明してくれるものです。 内容を把握するのにお客さんと打ち合わせに時間がかかります。その割に報酬を取りにくいのが実情です。特上カバチでは書類作成以外に報酬は貰いませんと強く強調しておりましたが、行政書士法上は書類作成に関する相談業務は報酬を得ていいことになっています。一件一件案件が違うのが基本なんで、摘要される法律をいちいち調べるのが大変でお客さんからはその苦労が見えにくいので、私のいた事務所ではあまりやりたがらない業務でした。 ③遺言・相続業務 資産があれば被相続人が死亡したらだいたい相続人間でもめます。それを未然に予防するために被相続人(父や母)が遺言書(いごん書)を作成して財産の分け方を事前に決めておきます。 相続に関しては民法の知識を使って財産分与のやり方などをお客さんにアドバスを行い、遺産分割協議書を作成します。もめてるときに依頼者でない相続人が弁護士を雇って争ってきたら行政書士は土俵からはじき出されてしまいます。非弁行為だなどとホザいてくるんですね… 他にもできることは沢山あります。ただし特上カバチのように民事的な業務をメインで行ってる行政書士事務所はほとんどありません…結局訴訟になったら弁護できないからです。最後までお客さんと共に戦いたいと考えてるなら弁護士を目指すしかないです。 2.3.については大手の予備校で講義を受けた方が合格に近道になります。例えばLEC、TAC、大原、伊藤塾なんかです。 法律に関して初学者でしたら市販の書籍で独学はかなり難しいです。内容も薄っぺらいですしね… ちなみに試験では憲法、民法、行政法、商法・会社法、国語・経済社会・IT・個人情報関係の知識が問われます。実務で使う書類作成の知識は全く問われません。 5.就職には行政書士事務所に勤める以外は全くやくにたちません…就職に活かしたいなら日商簿記1級を目指す方がよいのではないかと思います。日商1級に合格すれば税理士の受験資格も得れる訳ですしね。 若いころから法律に興味を持つことは良いことだと思います。知っていれば得することは沢山ありますし、仕事に関係なく知人友人にアドバイスしてあげることもできますしね!
< 質問に関する求人 >
簿記(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る