解決済み
人の命を背負う責任がありません。でも内科医にはなりたいです【長文注意】幼い頃から親に『医者になれ』と言われ続けてきて、私も医師になるつもりでした。 医師という職業は、人の命を扱うという意味で重大な責任を持ち、それ故に外科医ともなると高給取りで、最近よく医療関係のTVドラマも人気を博しています。 確かに医師、特にERとかに勤務していると、やりがいはあるかもしれません。 でも、自分の決断がそのまま患者の生死に関わることだってあるのです。 私は医龍という漫画を読んでから、外科医のやりがいも感じつつ、自分には到底無理だと、将来の夢を外科医から内科医に変更しました。 つい最近のことですが、私は自分がどうして医師になりたいのか分からなくて、悩んでいたことがありました。 その時も知恵袋にお世話になり、自分の目標は見つけることができました。 でも、私には人の命を救う自信がないんです。 内科医になれば、人の命を救うことはあるかもしれない。 外科医のようにオペはしないかもしれないけど、薬を出したりはできるかもしれない。 でも、誤診したら、人を殺してしまうことになるかもしれないんです。 以前、風邪と誤診され、正しい治療を受けずに脳出血で死んでしまった方の話を聞いたことがあります。 それを聞いた時は、誤診されたら終わりだもんね、ちゃんとした医者に診せようね、と親と話しました。 患者の立場から言えばその通りで、でも私は自分が誤診してしまうかもしれないという恐怖も、その時同時に感じました。 以来私は内科医から看護師、看護師から薬剤師と、どんどん夢を変えてます。 医療従事者になりたいのは本当で、でも人の命が自分にのしかかるのはたまらなく不安で。 医療関係者になる以上、多かれ少なかれ患者の命に関わることは確かですが、その覚悟がありません。 そもそも私が医歯薬系に行けるのか、何故それが前提で話を進めているのか、という疑問は置いておいて、どうしたらいいのか教えてください。 医療関係のフィクションで、以前死なせてしまった患者のトラウマから抜け出せない医師とかがいますが、私はまさしくそれになりそうです。 やっぱり精神的に鍛えるしかないんでしょうか。
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私の場合、人の命を背負う事への不安よりも「この人を助けたい」「この人の為に何かしたい」そういう気持ちが先でした。 現場では、患者さんの小さな変化に気付けることが大切で、それが早い措置に繋がります。その為に、映画や絵画など素敵なものをたくさん見て、色々なことを感じ感性を磨いて、鋭い感覚を身に付けてください。 そして精神的に鍛えるというよりも、人を労る気持ちや思いやる気持ちを育て、細やかな気遣いができるようになってください。 そう言ったことが、医療ミスや事故を無くす一歩だと私は思います。
《そもそも私が医歯薬系に行けるのか、何故それが前提で話を進めているのか、という疑問は置いておいて、どうしたらいいのか教えてください。 この疑問をおいてよいアドバイスなどできません。 あなたがお考えのように、あなたのような医者に診て貰う患者がかわいそうです。一緒に働くスタッフもかわいそうですし、迷惑です。精神を鍛える云々でなく、そのような考えではそもそも医療系に行くことが無理です。 内科医だって大学病院でもなければ、内科系当直といって複数の科に該当する患者もみなければなりませんし、大学病院にいけばそれこそ他で診れなかった瀕死の患者さんが運ばれてきます。生死とは無縁そうな眼科、整形外科、精神科だってクスリの処方間違え一つで命の危険はありますし、今時合併症のない患者なんてそうそういませんから、全身を診れなければ話になりません。 命を救うことを前提に専門職として必要な知識を学び、それを生かして働くのではありませんか? 軽い症状の患者さんばかり診て、処方出して、命救った気分になりたいのですか?それで満足ですか?自分が患者の立場なら、自分のような医師に診てもらいます? あなたの家族の言うように、ちゃんとした医者に診てもらいたいでしょう?ちゃんとした医者に診てもらいたいなら、ちゃんとした医師ってどんなだろう、と考えて、あなたの理想とする医師像を作ってみてください。たぶんあなたの考えとは正反対で、責任の重さや不安を抱えながらも、患者の命を救うべく日々奮闘している姿があるはずです。 医療者はあなたが言うように命を扱う仕事で、人の命が自分にのしかかる仕事です。よく考えてください。
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