警察官の装備品について詳しい方、ご回答をお願いします。

Question

警察官の装備品について詳しい方、ご回答をお願いします。日本の警察官のモールとよばれる、装備品についての質問です。一般の派出所や、駐在所などにいる巡査から巡査部長級の警察職員は、右肩に鎖り状型のものをつけていますが、白いダブルモールとよばれる（街中やデパート等の警備員が一般的につけている装備品）をつけている警察官は警部級者（交通課長）以上と聞いたことがあるのですが、そうなのですか？確かに報道などの番組などで一人だけ白いモールをつけている警察官を見たことがありますが・・・・・ご存知の方、当方知りたいのですが、ご返答お願い致します。

Answer 1

元警察官ですが、答えられる範囲で。
基本的には3種類のタイプがあり、以下のように使い分けられています。
（特に階級などは関係なく、その時に応じて使用されています。）

金色のモール
年頭視閲式など、礼装時の飾りとして使用。
（行事の際に、警察署や警察本部から貸し出されます。）

白色のモール
主に交通課員・地域課員が使用。
警笛や信号機のキーを吊るしています。

鎖状の紐
主に自動車警ら隊や機動隊員が使用。
事件や現場が多いところで、引きちぎられないようになっています。

ちなみにモールは正式な装備品ではありません。
白色モール・鎖状の紐に関しては、業者からの斡旋で購入しています。
また、交通課や機動隊に配置となった場合に支給されることがあります。
（そのため、刑事課員などには白いモールを持っていない人もいます。）

同様に交通課員の警察官が被る制帽のあご紐は白色のものです。
これも交通課員にしか支給されていませんが、返す必要はありません。
（そのため、交通課から配置転換されても使用している人が多くいます。）

なお、bitoh904774さんが「警笛つり紐」と回答していますが、これは間違い。
「警笛つり紐」は黒色の紐で、警笛とセットで貸与されています。

Answer 2

こんにちわ＾＾

そもそも『モール』とは、式典に出席する際、制服又は礼服に取り付ける装飾品の一つです。
右の肩から右の前襟の第一ボタンのすぐ近くでとめる金色又は銀色の紐状のものです。
それ以外に式典時の装飾品には、肩章というものがあります。
これは警察官本来の装備品ではありません。所属の貸し出し品です。

次に白い紐ですが、右腕に通して肩に掛けるように着けているもので、あの紐の先は警笛に繋がっていて、「警笛つり紐」と呼ばれています。これは女性警察官と交通警察官に支給されています。
「警笛つり紐」は黒いやつだ、とおっしゃる方がいましたが、黒色皮製の短いものも「警笛つり紐」といいます。男性と女性の違いは制服の形が違うからということで、交通課員は警笛を吹く機会が最も多く現場ですぐ取り出せて口から離しても紛失しないようにとの意味合いが強いです。
この白い紐は正式な装備品の一つです。

最後に鎖状のものですが、あれは「警笛チェーン」と呼ばれています。
ただこれは正式な装備品ではなく私物です。
交通警察官の次に警笛を吹く機会の多い地域警察官の男性警察官が着けています。
交通課員と同じくすぐ取り出せて口から離しても紛失しないためですね。
ただあくまで私物なので着けている人着けていない人それぞれいます。

以上のとおり金色なのか白色なのか鎖状なのかでは階級による違いはありません。
しかし、いわゆる金色の『モール』は階級によって太さが違ったり、本数が違ったりするというのは聞いたことがあります。
ですが式典以外で着けることは無いので比べる機会は無いですね。

一般の方でもわかるような制服警察官の階級の違いは、階級章、識別章、袖章、制帽ぐらいだと思います。
線の数や太さ、色が少しずつ違います。

Answer 3

右肩についているのは「笛」をつけるためのものです。警察の笛＝「警笛」（けいてき）ですね。
この装備品は「警笛つり紐」と呼ばれ、階級により種類が変わるのではありません。交通課員や交番のお巡りさんなどは基本の白色をつけますが、機動隊など荒れた場面が予想されるような活動をする場合は、鎖のものを選んでつかったりするそうです。
鎖のものも黒色、銀色と選べるらしいですよ。

Answer 4

白は交通課の警察官ではないでしょうか？