後輩デザイナー２人（女）の「あまりのセンスの悪さ」に悩んでいます。 ペット服メーカーでデザイナーをしているのですが、何…

Question

後輩デザイナー２人（女）の「あまりのセンスの悪さ」に悩んでいます。
ペット服メーカーでデザイナーをしているのですが、何とか使えない後輩デザイナー２人に、センスを磨かせる方法はないでしょうか？デザイン感覚やセンスは人それぞれなので大変難しい問題なのですが、
この後輩２人は、何をデザインさせても「キラキラ」「ハート」「リボン」「ピンク」・・このテイストから抜け出せないようです。
会社の商品イメージが「アメリカンカジュアル」、特に今シーズンは「ロック系」がテーマだったのに全く合いません。
色の組み合わせや、大きさや配置のバランスなども（文章で伝えるのは難しいのですが）
はっきり言って素人以下だと思うこともしばしば・・。
ダメな部分を指摘したり、「こうしたらどうか？」と提案しても、
「何がダメなのか分からない」と、主張を曲げなかったり２人で慰め合ったりしています。

そんな状態なので彼女達にはあまり仕事がまわせず、私達周りに負担がかかってきます。
写真撮りや撮影小物の制作などデザイン以外の仕事を与えても、アングルがおかしかったり・・やはりセンスがありません。
小さい会社で人数も少ないので２人も使えないと本当にしんどく、忙しい時は出荷担当のバイトの子（もちろん素人）の方がまだ使えるので借り出している始末です。

ペット服とはいえ、せめてデザインに携わる人間として「見る目」くらいは養って貰おうと、デザイン関連の書籍や雑誌などを彼女達の目に届くところに置いてみたりするのですが、全く読む気配はなし。
映画を見なさい。画集を見なさい。美術館に行って（会社のすぐ近くにあるので）たまには芸術に触れてみては？と色々勧めてみても、曖昧な返事だけ。

それでも彼女達は学生時代は、自称「ファッションリーダー」だったらしく、プライドも持っています。
しかし、彼女達のファッションは雑誌のコーディネートそのまんま。個性もコダワリも何も感じられません。
流行を追うのは得意なようで、合皮やフェイクファーなどの安物を毎シーズン買い換え、デコ電を自慢気に持っています。

こんな彼女達ですが、何とか使えるデザイナーになって貰う方法はないでしょうか？
せめて、雑用はこなせる程度のセンスを磨いてもらう良い方法はないでしょうか？

Answer 1

センスというよりプロ意識の問題な気もします。

好きな得意な分野のデザインだけでは食べていけないから
お客様の立場コンセプトにそったデザインも必要になるわけで。

得意な系統のデザインはあってもいいと思うんです。
（彼女達はギャル系姫系が好きなんですね？）
そこはそこで褒めてもいいと思います。

ただ、ターゲットの年齢層ごとに系統は変えていくべきなのが
仕事としてのデザインで。

その系統は決めるのは企画部や上層部で。

その事実と社会のシビアな仕組みみたいな所から理解させないと、
センスの向上心もわいて来ないのでは…？と。

「得意な分野趣味だけでやるなら独立して起業しなさい。
起業できないなら下積みで苦手分野も勉強しなさい。
それか、別の職種についてデザインは趣味で楽しめばいい」

これがセンス云々以前に
まだ学生気分なままで
気持ちで素直に納得できてないのではないのでしょうか？

今の新卒さんはゆとり世代です。
将来の夢みたいな回答欄に「笑顔」のみ書くような世代です。
（皆が皆ではありませんが）
各会社の人事部はそんな履歴書ばかりで頭を抱えていると聞きます。
一から十まで説明しないと理解できないのかもしれません。

２人で馴れ合いでいるのも問題です。
その世界はいい意味での一人一人のライバル感と独立心も
並の仕事より必要だと見えます。

彼女達が「いい感じな」ライバルになれたらいいですね。
それぞれに少しであっても 違う個性はないんですか？
そこをそれぞれ個性として両方の違いを褒めて。
伸ばせあえば…競争心から向上心もわきそうな気もします。

疲れるかとは思われますが、いま１度 トライしてみて下さい。

Answer 2

ﾍﾞｰｽの色とﾃﾞｺ素材をあなたが指定して、ｷﾗｷﾗを使わせない
ように縛りﾌﾟﾚｲしたら？
さらに二人の出来上がりを比較して、優れている点なんかを
指摘すればいいかも。
出来上がりをもう一人の人が欲しいのかを聞くのも手ですね。
頑張って下さい。

Answer 3

もう自分に自信持ちすぎて浸っちゃってる感じなので柔らかく言っても効果はないと思います。ずばり彼女たちが生まれ変わるには「挫折」させるしかないでしょう。そこから這い上がってくれば一皮むけること間違いなし！…ていっても難しいでしょうね。どんなに言ってもノーダメージな「マイペース」人間もいますから、ツボが難しいですが…。
とにかく何を言おうが、やろうが聞かないレベルならクビか減給ですね。こまめに会議を開いたり、さりげに勉強会を開いたりコミュニケーションをとる。忙しくてなかなか難しいかもしれませんが、できるならやった方がいいです。興味はなくても彼女たちの懐に入るために、話を合わせたり、彼女達の好きな世界観に足を踏み入れてみたり。そうして信頼関係ができれば聞く耳を持ったり、わからないことがあれば質問してきたり、仕事に対する姿勢も変わってくるのでは？と思いました。

Answer 4

その二人はデザインを専門的に勉強した事はないのでしょうか？
まぁ、色々薦めてもそんな様子では学生時代も積極的に勉強はしなかったのでしょう。
ならばやはり実際のモノを見させるしかないですね(しかし社内の製品に触れていれば少しは何とかなっても良さそうなものですが)。
何がダメかわからないなら、徹底的に教えてみたらどうでしょう？具体的にリボンやハートやキラキラはうちのテイストに合わない、とか。
読まないなら、昼休みでも一緒に雑誌を見て、こういうテイストだ、とか。