WEBデザイナーの色彩の資格として・・・

Question

WEBデザイナーの色彩の資格として・・・WEBデザイナーを目指している者です。
色彩の資格を持っていた方がいいと知人に言われて色々調べたところ、
カラーコーディネーター検定試験と色彩検定の二つの資格が出てきました。

どちらもファッションやインテリアなどの仕事に役立つと記載されていたのですが、
WEBデザインをする上で、どちらの資格がWEB向きの資格でしょうか？

知人はDTP関係の仕事をしているので、あまりWEBには詳しくありません。
そもそもそういった色の知識がWEBデザイナーに必要かどうかも含めて経験者のご意見が聞けたらと思います。

Answer 1

色彩のバランスは確実にデザインには必要不可欠です。

ただ、色彩検定の資格は、WEBデザイナーが持っていると確かに役にはたちますが、あくまで「持っていればプラスになる」という程度です。

私の会社にも、友達にも、WEBデザイナーとして活躍している人がざっと20人は居ますが、誰も色彩検定資格を持っている人は居ません。

わかりやすい例でいうと・・・
WEBデザイナーを求人していたとして、色彩検定資格を持っていない即戦力のWEBデザイナーor色彩検定資格を持っているちょっとだけ出来る人の場合、前者の即戦力の方が採用されるケースの方が多いと思います。因みに、自社で求人していた際はそうでした。

検定の資格を持っていなくても、仕事や経験で色彩バランスの感覚が身に付いていれば大丈夫です。資格を取る余裕があるなら、持っておいた方がお得だとは思いますが＾＾

WEBデザイナーは、基礎から勉強せずに叩きあげという方も多く、意外とレイアウトのバランスをきちんと取れる人が少ないと感じる事も多いので、綺麗なレイアウトが取れる人は重宝されますよ＾＾

下記はグラフィックデザイン用に出版されている雑誌ですが、レイアウトと配色の基礎〜応用まで数多く掲載されているので、参考にしてみてください。配色パターンにはある程度の原則があるので、例えば検定資格がなくても、こういうパターンを見ながら色彩バランスにあわせ作成できれば実務上問題ないです。

MdNシリーズ
「プロとして恥ずかしくないレイアウト＆配色の大原則」インプレスムック
発行：エムディエヌコーポレーション
http://direct.ips.co.jp/book/Template/Goods/go_Bookstempmdn.cfm?GM_ID=47546&CM_ID=004052021&SPM_ID=2&HN_NO=00405&PM_No=&PM_Class=