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麻酔科医について 私は高校一年生の女子です。 今更?なのですが 医者、とくに麻酔科医という職業に興味がわいてきまし…

麻酔科医について 私は高校一年生の女子です。 今更?なのですが 医者、とくに麻酔科医という職業に興味がわいてきました! 実際の麻酔科医は どのような仕事なんでしょうか? 具体的に教えて頂けると嬉しいです。

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    日本ではまだまだ少ない麻酔に関する スペシャリストですよ。 手術の時の管理はもちろん 末期がんや痛みのきつい病気に 対しての普段の投薬管理なども 仕事ですね。 かなりリスクの高い仕事でひとつの失敗が 死亡にかかわる重要な仕事のため 近年は専門職として必要性が指摘されてます。 それでも開業医にはなりにくい職種でなり手が少なく 一部の大病院以外は人不足で 配置されてないところの方が多いのが 現状です。

  • 麻酔科医になりたいという気持ち、とても嬉しく思います。 現職の麻酔科勤務医としてお答えします。 麻酔科医の仕事としては、手術時の麻酔をかけるというものがメインになります。 朝から晩まで、手術によっては夜中や明け方まで麻酔をかけることもあります。 長時間の手術であれば一日に1件、短時間の手術であれば一日に3件や4件の麻酔を担当することになります。 前日などに実際に患者さんと会い、麻酔のメリットやリスクをお話し、患者さんの診察をし、麻酔の同意を得て、どのような麻酔をかけるか計画します。当日は朝から麻酔の準備をし、手術が終わるまでずっと患者さんのそばにいて安全を守る役目を果たします。 手術は体に大きなストレスをかけます。麻酔がなかったら、とてもじゃないけれど手術はできません。しかし全身麻酔中の患者さんは、痛い、熱い、寒い、脱水になっている、苦しい、などを自分で訴えることができないので、私達麻酔科医が、いろんなモニター(心電図などなど)や出血量、尿量、患者さんの顔色などなどから察知して、薬を投与したり輸液を増やしたりなど、適切に対処していきます。秒単位で判断が必要になってきます。視覚、聴覚、嗅覚、触覚をフル活用して患者さんの声にならない訴えを聞き取るのです。 手術室内では、外科医とお互いに協力しあって手術を乗り越えていきます。外科医が手術しないと私たちの仕事はないし、逆に私達がいないと外科医も安心して手術できないのです。 そのほかにも、麻酔科医としては、ペインクリニックや集中治療室、救命センターなどなど、いろいろな分野で活躍することができます。 ペインクリニックでは神経痛などの痛みをブロック注射でやわらげたりします。 集中治療室では人工呼吸器をつけている患者さんたちの呼吸管理をしたりします。 救命センターでは心肺蘇生にあたったりします。 病院によってはこれらの場で活躍することができますよ。 麻酔科医の特徴としては、他の科の医者のように病棟に受け持ち患者さんがいないということです。毎日毎日担当する患者さんが変わるということは、他の科にはない特徴でしょうね。 それが麻酔科医のメリットであり、デメリットでしょう。 受け持ち患者さんがいないので、当番でなければ休日は休みになるのでオンオフははっきりしています。そのため、私のように結婚して子供がいても長く続けられる仕事なので、子育てしながら第一線で働いている女医は多いですよ。産休育休をとったあとでも復職しやすいです。 逆に、1人の患者さんとじっくり向き合うことがないので、そういう点で物足りなさを感じることもあるかもしれません。しかし、いかに手術前の短時間で患者さんの心を解きほぐして安心して麻酔を受けていただくかということに関しては、患者さんの心に深く入り込んでいく必要があるので、人間嫌いではつとまらない仕事だとも思っています。 麻酔科医は地味だし、麻酔科医の存在を知らないなど患者さんからの認識も薄いし、激務の割には給料安いし、緊急手術があれば夜中だろうが明け方だろうが呼び出されるし、何事もなく麻酔から覚めるのが当たり前で感謝されることもあまりないなどの理由で人気がないのかもしれません。 しかし、死の淵から患者さんを守る、最後の砦だと思っています。 やりがいは?と聞かれると、「目が覚めたときに全然痛くなかった。ありがとう」「あなたのおかげで安心して手術を受けることができた」と言われたり、患者さんの痛みをコントロールできたり、患者さんの満足を引き出すことができたときに感じます。 どうしても輸血したくない人が大量出血した時に、無輸血で手術を終えられるようにするのも、麻酔科医の腕の見せ所です。 地味ですが、なかなか良い仕事だと私は思っています。 もし興味があるなら、「麻酔科医ハナ」という漫画本を読んでみてください。少しオーバーに描いてある部分もありますが、麻酔科医の仕事が分かると思います。 がんばって医学部に入ってくださいね。

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