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弁理士について 私は地方国立理系大学生です。工学部の化学系の学科に所属しています。就職に強い大学ではなく、私自身化学が特別得意でもないため、将来就職出来ないのではないかと不安です。(一応院には進もうと考えています) 私自身文系科目が得意な理系(文系に興味のある学科がないため理系へ)で、文章を読むことも好きなため親から弁理士はどうかと勧められました。 そこで質問です ①弁理士は具体的にどのように目指したら良いのか ②就職においてどのような影響があるのか ③そもそも私は弁理士に向いているのか 自分でも調べているのですが、色々分からないことばかりで戸惑っています。よろしくお願いします
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1.弁理士の資格を取るだけなら、資格予備校やゼミの講座を受講して勉強し、試験を受けて合格する、ですね。まあ、かなりの時間と労力を要するので実際問題としてはかなり大変ですけど。 キャリア形成と絡めつつどのタイミングで資格をとるのか、という観点では、典型的には以下のa)-c)が考えられますが、弁理士になるまでに、一旦、技術者としての経験を積むb)またはc)がお薦めですね。 a)在学中に資格取得→企業(但し、知財部のある企業)あるいは特許事務所へ就職 b)大学卒業→企業に技術者として就職(できれば研究開発部門が良い)→技術者として経験を積んだ後に知財部へ移動(知財部への移動前後のどこかのタイミングで仕事しながら資格取得)・・・さらに、知財で経験を積んだ後に特許事務所へ転職もあり c)大学卒業→企業に技術者として就職(できれば研究開発部門が良い)→技術者として数年経験を積んだ後に35歳ぐらいまでに特許事務所へ転職(特許事務所への転職前後のどこかのタイミングで仕事しながら資格取得) 理由は、特許を扱う弁理士になるつもりならば、自分が技術者としての経験を積んでおくのは弁理士になってから業務を行う上で、技術者経験無しよりも何かと有利だからです。特に、化学の場合は、手足を使って実験してみないと発明が完成しないので(機械や電気系の発明と異なり机上の空論だけでは発明が完成しないので)、機械や電気系の発明を扱う場合と比べてなおさら技術者としての経験を積んでおくことは重要です。また、参考までに言えば、ここ10-20年ぐらいに合格した特許を扱う弁理士の典型的なキャリアは、院卒+技術者経験有りですから、そういう人達と互角に仕事できるバックグラウンドを身に付けておく意味でも技術者経験はあった方がよいですね。 2.資格があれば、就職や転職においては有利ですね。但し、若いうちは、資格や経験よりも、ポテンシャルにより重きをおいて採用の判断がなされるので、就職や転職後に資格を目指しても遅くは無いと思いますけど(特に、b、cルートでキャリア形成を狙う場合)。 3.弁理士に向いているかどうかは、企業の知財部に勤務するのか、特許事務所に勤務するのかによって求められる適性が異なりますし、貴殿がどういうキャラクターなのかも不明ですのでなんとも言えません。なお、特許事務所に勤務するなら、(理論整然とした)文章を書くのが好き・得意、論理的思考力に優れている、技術オタクで新しいことを学んだり調べたりすることが好き、一日中、誰とも話すことなく、黙々と仕事に打ち込める・・・・といった資質があれば有利ですね。
①基本的に予備校を使うことは必須です。詳しくは弁理士試験の公式サイトを見ていただくとわかりますが、弁理士試験のライバルは学歴が高い人ばかりで締められています。それらの人達が予備校も使っているのでそこで差がつくのは厳しいと思います。 ②基本的に有利になると思います。学生時代に合格する人は本当に少ないです。そもそも弁理士試験の合格者は全体で1年に200人いません。少なくともどこかの事務所には就職できるでしょう。 ③これは誰にもわかりません。それはどの仕事も共通です。やってみないとわからないです。 ただ、自分が勉強している分野の理解がイマイチだと特許では不利だと思います。ですが、こればかりは弁理士といっても色々な仕事がありますし、何らかの仕事で能力を発揮できるかもしれません。言えるのは英語ができるとできる仕事の幅が増えるということです。
1.弁理士試験を合格すればOKです。試験は3次試験まであります。 2.弁理士にならないのであれば関係ありません。記念受験ですね。 弁理士になるのであれば、普通はまず弁理士事務所にはいって経験を積むかと。弁護士と似てます。 3.質問者様のことを詳しく聞かないと分かりませんが、弁理士は基本的には「知的財産権を主とした法律家(弁護士)」という認識が分かりやすいかと思います。 大学化学レベルの知識があれば役立てることはできるかもしれませんね。 目指すイメージは弁護士でいいと思います。後は質問者様がその将来に向かおうと思えるかどうかです。 ちなみに最近だと大企業でも大学院生であれば普通に地方国立から採用します。就活に不安を感じる必用はまっったくありませんよ。 大変失礼な蛇足ですが、アドバイスとして、自信がある人の方が就活は上手くいくケースが多いので、弁理士に頼らずとも勉強して自信を付ければ問題ないです。
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