回答終了
機械設計図面にて、L型のブラケットを図示する際これは溶接だから線見えるでしょと言って三面図どの方向から見ても実線で製図しており、逆に曲げ加工できるところは見えないから点線と言って製図している方がいるのですが、これは本当に正しい製図方法なのでしょうか。(溶接記号なし) 製図する際の完成系の想像は溶接や曲げなど加工方法によらず一つものとして想像するのではないのでしょうか。 L型なのでどれか一つの面は点線で書かないといけない部分があると思います。 どう調べても実線は見えている部分の線、点線は隠れている部分の線としかでてこず、溶接だから〜曲げだから〜という文言はネットで調べても参考書などを見てもどこにも記載されておりません。 この製図されている方の書き方で良いのか参考にして書き方を真似して良いものかどうか判断がつけれないのでどうかご教授お願いします。
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>JIS規格の前身JES規格がまだ製図規定を定める前からやって来た描き方 は、許容されている、JISって結構使い勝手悪いので。 特定の組織内で明確に定められているなら、それに従わないとね。 逆に規定されていないなら、規定すべく行動を起こさないとね。 正義は一つではないので。 (技術の秘匿のために、わざと一般受けしない描き方をすることもある、暗号みたいなもんで、実話よ)
>書き方を真似して良いものかどうか判断がつけれない 真似しちゃ駄目ですね。 世間一般に通用しません。 (これ↑は即ち、図面として役に立たないことを意味します。) 図面というものは、意思疎通の最高手段であるべきで、意味の分からないものを図面と呼ぶのさえ憚られます。 ただ実際に、世の中には、噴飯物の自社製図規格を持った会社も存在します。 パイプを溶接する時には、開先とルート間隔を設けます。 溶接後もそのルート間隔を保ったまま、パイプの端面を実線:外形線で描き、組立図に於いても溶接されている筈のパイプの単品部品が離れたまま空中に浮いている図面を正規の描き方とした会社が、実在します。 私がその会社と取引した際、その図面の描き方が世の中の常識に合致しない旨指摘すると、JIS規格の前身JES規格がまだ製図規定を定める前からやって来た描き方なので、今更変えられないとの回答でした。 (取引先の会社からは、陰で笑いものにされています。) その方だけがそうした描き方をし、自説を曲げないのなら、上司に当たる責任者から厳重に注意してもらうしか無いでしょう。 会社丸ごとがおかしなところは、やがて社会から排除されていきます。 (自然淘汰と呼ばれる。)
L型の側面図でRの具合が判れば、溶接か曲げか 、アングルを切ったかは判断できます。溶接記号 は必要乍ら、ナアナアで抜いても判ります。 その場合、正面図などで点線(かくれ線)は必要 とする情報でなく省いてよいです。
質問ありがとうございます。 機械設計図面において、溶接や曲げ加工に関わる描写方法について混乱されている状況がよくわかります。 おっしゃる通り、製図の基本原則では、加工方法(溶接や曲げなど)にかかわらず、完成品としての形状を図示することが求められます。 製図の際の基本ルールについて確認しましょう。 実線と点線のルール 実線 見えている部分のエッジや形状を描写します。 点線 裏側や隠れて見えない部分を描写します。 これらのルールは、基本的に製品の外形や内形を正確に視覚化するためのもので、溶接や曲げ加工といった製造方法は関係ありません。 製品が溶接で作られたからといって、すべての部分を実線で描くわけではなく、見えている部分だけを実線で表現し、見えない部分は点線で示します。 また、曲げ加工も同様で、見えている部分と見えない部分の区別をつけて図示します。 つまり、溶接や曲げという製造プロセスに基づいて線を決めることは、正しい製図方法ではありません。 問題のL型ブラケットの製図について L型ブラケットの場合、どの視点から見ても、見えている部分は実線で、隠れて見えない部分は点線で描くべきです。 もし、曲げ加工された部分が視点によって隠れているのであれば、その部分は点線で描写します。 溶接箇所については、溶接記号を使用して示す必要がありますが、溶接そのものが図の線の描き方に影響を与えるわけではありません。 したがって、質問者様が抱いている「加工方法によらず完成品として描写すべき」という考え方が正しいです。 溶接や曲げに応じて線を変えるというのは誤解であり、溶接記号の有無にかかわらず、正しい製図方法ではありません。 アドバイス その製図されている方の方法は製図の基本に則っていない可能性が高いので、真似することはお勧めしません。 正しい製図方法に基づいて、見える部分を実線、隠れる部分を点線で表現し、必要であれば溶接記号を適切に追加する形で製図してください。 この内容が参考になれば幸いです。
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