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私立高校の物理教員の募集って倍率低い傾向がありますか?教員をやっている友人曰く、物理を教えられる方が少ないので、数学や生物より受ける人が少ないように思うと言っていたのですが、傾向としてそういう感じでしょうか?
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>私立高校の物理教員の募集って倍率低い傾向がありますか? 低いというより、そういう形式になることが少ない 私立は年に一回公募して試験みたいなことをあまりやらない 足りない時に募集してきた人を面接してみて、大丈夫なら非常勤 あとは本業の授業やクラス運営の様子などをみて決める むろん学校によるとは思うけど倍率って話にならない場合の方がむしろ多いと思います
そういう傾向はあるでしょうし多少は地域差もあるとは思います。 理科の教員免許をとるには理学部か工学部、教員養成系大学の理科専攻(物理)にいかなければなりません。工学部だと建築や電子など専門課程を出て企業就職が多く教員免許を取る人は少ないし、理学部だと難易度の高い大学から大学院へ行って企業研究員かアカポスを目指す人が多く、教員になるのはアカポスを諦め純粋な基礎研究をしている人が多いです。教員養成系の物理はそもそも募集人数が少なく物化生地の専攻比率は2:4:4:1程度です。 ここ10年以上理系は人手不足で売り手市場ですから企業就職が多くただでさえ少ない物理で教員になりたい人は全体として少ない傾向はあります。それでも都市部なら人がいないというようなことはなさそうです、物理の教えがいのあるのは進学校ですからね。 日本人は半世紀前から理系離れが進行しています。小学校でまともに理科を教えられる教師がいない(第二次ベビーブームへの対応として1970年頃から女子短大卒の文系女性教師が大量に採用され教師に理数の素養が無い)ため理数の楽しさを教えられず、教師が苦手な理数は子供も苦手にしてきた・・・理系が嫌いな子供が大人になって教師になりさらに理系離れを加速させた結果が今の日本です。中堅以下の大学にはそもそも理学部が無いのですから最も理系っぽい物理の専門が少ないのは構造的なものです。人を集めたければ理数教師だけ給料を上げることですね、5割増しにすれば集まります。
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