大学教授の副業について 建築学科の大学教授の中には、ご自身の設計事務所を運営されている方がおられますが、これは副業に当…

Question

大学教授の副業について
建築学科の大学教授の中には、ご自身の設計事務所を運営されている方がおられますが、これは副業に当たらないのでしょうか？大学教授の副業について調べると、概ね禁止されているようなのですが、上記のケースがどのように扱われているか知りたいです。
よろしくお願いします。

Answer 1

私立大学であれば、届け出をすれば副業OKが一般的です。

国立大学の場合、社外取締役・取締役であれば、内部規定による審査を経て承認されるようです。例えば、東京大学教員の副業状況を見ると、ほとんど社外取締役・取締役です。
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400241188.pdf

「設計事務所を運営」というのが、取締役として経営に関わっているという意味であれば、大学内で承認を経た正規の副業と考えられます。

Answer 2

国立大学法人（その前の国立大学も含む）の教員は，
上司（たいていは学部長）に兼業届を提出し，その
業務内容が大学の本務に悪影響を及ぼさない限りは
許可されています。年度末に確定申告をしないとい
けないような収入があっても違法ではありません。

条件はその「本務に悪影響を及ぼさない」範囲とい
うだけのことです。毎月，１～２回，午後が全部
つぶれるような業務程度であれば，何の問題もあり
ませんから，設計事務所に秘書と職員がいて，その
総括を先生がする・最終決断をする・その会議が
月に２回程度の午後４時間程度であれば許可されま
す。何の問題もありません。建築以外でも，財団等
を設立して仕事をしている国立大学法人の先生は
たくさんいます。

Answer 3

おそらく設計事務所の法人としての代表は別の方にやっていただきつつ、実際の所属はきちんと大学に籍を置いていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。

Answer 4

＞大学教授の副業について調べると、概ね禁止されているようなのですが、

これってどこで調べました？国公立大はたいてい禁止ですが、私立大は副業を持っている人は大勢います。ていうか、建築の設計の仕事を実際にしながら、教授として学生の指導もするなんて、普通もいいとこじゃないでしょうか。