聴覚障碍者は介護士になれないですか

Question

聴覚障碍者は介護士になれないですか聴覚障害３級です。中途なので手話はできなせん。全く聞こえないわけではありませんが、マスクをしていると聞き取れません。特に女性の声は。今はいつもスマホのアプリを起動して会話をしています。
介護初任者研修のスクールに通おうと思っていますが、講座はそのアプリがあればなんとかなりますが実技はずっと持っているわけにはいかないのでどうしようかなと。

スクールの方と話をしてできる限り協力はして下さるようですが、できればマスクは外してほしい、でもその件に関しては無理を言えません。また実際介護士となってはたらくとしても聴覚障碍者は迷惑でしょうか？実際の現場がわからないのでどうなのでしょうか？介護士としてではなくても介護補助とかできるでしょうか？

Answer 1

知人のろう者は介護福祉士の資格を取って働いています。彼女は手話を使うので、講義や実習の時には手話通訳者がいましたが、働き始めてからはどのようにコミュニケーションをとっているのかは知りません。

今は合理的配慮の提供が義務付けられていますから、マスクを外すとか、何らかの配慮をしてもらえます。スクールの方と直接お話しされると良いと思いますよ。
もし門前払いされるようなことがあれば、役所の障害福祉課に相談してみてください。スクール側に指導が入ります。

Answer 2

結論から言えば、聴覚障害者でも介護福祉士にはなれます。

私自身の話ですが、聴覚障害２級、老健で介護福祉士をしています。
手話ができないので、コミュニケーションは筆談メインです。
補聴器をしているので入浴介助免除、
電話ができないので夜勤もしていません。

実技に関しては、スクールと実習先に相談してみてください。理解していただける場合が多いです。

Answer 3

まず基本的な事柄ですが、現在、ほとんどの職業で障害を理由に特定の資格が取れないとか、就業できないということはあり得ません。聴覚障碍者であっても、介護福祉士の国家試験を受験し、合格すれば、介護福祉士になれます。私の周りにも聴覚障害の介護福祉士さんはおられます。
しかし、実際に就業する上で、補聴器を使用した状態で入浴介助が難しいということで、特定の業務に就けない事もあるようです。それは就労時に就労先の施設等で調整が必要でしょう。アプリを使用してコミュニケーションをなさっておられるのであれば、それをどう使用しつつ実技をこなすかという工夫と解決策を見つけるしかないような気もします。