解決済み
国公立大学は公務員志望が多いですが、民間大手企業が難しいから公務員を目指すんですか?東京都立大学、千葉大学、広島大学、岡山大学あたりは明治大学や青山学院大学より偏差値が高いのに大手企業は少ない気がしています。
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東京都立大学、千葉大学、広島大学、岡山大学あたりの大学は、March・関関同立当たりの大学に比べ、民間の大手有名企業への就職に強くありません。 そのため、仕方なく多くの学生が、公務員への就職に依存しなくてはならないのだと思います。 公務員と言っても、地方の県庁や市町村役場などの地方公務員が主力で、国家公務員では、総合職採用はもちろんのこと、一般職採用もあまり多くおらず、国税専門官や裁判所職員など、少し特殊な分野の公務員への就職が多いように見受けられます。 もちろん、March・関関同立の卒業生でも、公務員に就職する者もいますが、やはり、トップ層は、民間の大手有名企業に就職しています。 その理由として、 ①大学の就職活動への力の入れ方が異なる。 大学は教育機関です。学術研究機関であるかも知れませんが、学生に対しては、就職支援などをはじめとする、教育サービスを提供する組織なのです。広義のサービス業です。 サービス提供の充実度で言えば、公的機関より民間の方が優れた実績を残しています。 国公立大学の職員は、公務員的気質で仕事をしています。一方、私立大学の職員は民間企業的気質で仕事をしています。大学は、学生からの人気商売です。私立大学の職員は、その存亡をかけて仕事をしています。 あなたが実際に両校の窓口での職員の対応を比較すれば、対応の感じ良さやサービスの質の差は歴然とわかると思います。 要は、民間である私立学校の方が、創意工夫に優れ、公的機関である国立大学法人の硬直的な業務運営に比べ、競争力があると考えられます。 その違いは、学生に対する就職支援のメニューに大きく表れています。 上記の国公立大学とMarch・関関同立の就職支援のHPの差を比較してみてください。その差は歴然とわかるはずです。 民間の大手有名企業への就職実績の差が、それを如実に表していると考えられます。 ②学生気質の差 東京都立大学、千葉大学、広島大学、岡山大学あたりの学生は、「国公立大学」だと言うプライドが高い学生が多くいます。 特に地方に行けば、有力な私立大学が無いため「お山の大将」気取りでいます。大学入学までに力を使い果たしたのか、競争心や成長への意識が低い学生が多くいます。 一方、March・関関同立の学生は、大学の規模も大きく、同じ大学にも数多くの学生居ます。また、近隣にもライバル校が多く、学生時代から競争に晒されています。そのため、人間的な成長やコミュニケーション力も鍛えられています。 民間企業がどのような人材を求めているかを考えたとき、その答えは明確です。当たり前に、March・関関同立の学生の採用が有利になります。 ③先輩の多さの差 先輩の多さは、大学の規模と歴然によります。当然ですが、March・関関同立の卒業生の方が、東京都立大学、千葉大学、広島大学、岡山大学の卒業生に比べ圧倒的に多いです。 ②に述べた通り、民間の大手有名企業にMarch・関関同立の卒業生は数多く就職しています。また、March・関関同立は、歴史も古く、卒業生の蓄積も進んでいます。 当然、先輩の中には出世をされ、大手有名企業の経営者層・管理職層に数多く登用されています。その経営者層・管理職層が入社面接を行うので、自分の出身大学の学生の採用に有利に働きます。なので、この様なサイクルは簡単には断ち切れません。50年後もこの傾向に変わりは無いと思います。 以上の通りが、March・関関同立の卒業生が就職に有利な要因です。 大学入学の偏差値は、こうやって見ると大して意味がない事がお判りいただけるかと思います。 地方公立高校や進学予備校が、国公立至上主義を唱えてみても、世の中の仕組みはそう簡単なものではありません。 第一、地方公立高校の先生や、進学予備校の先生は、まともな就職活動や民間企業の社会人経験をしたことが無いのです。そのような事実を全く知らないのです。これで、まともな進路指導ができる訳がありません。 以上のように述べてきましたが、両者の差は、都市集中の影響で今後ますます広がると思います。 賢明な選択をされますように願っています。
なるほど:1
ありがとう:1
安定しているからでしょう。大手企業の方が良いです。
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